京都のhory garden日記(旧)
地味だけど。。。
ニックネーム: hory garden(旧)
投稿日時: 2010/04/03 17:20

今日はお庭の陰の脇役、アジュガのご紹介〜。

アジュガはヨーロッパ原産、シソ科の耐寒性宿根草。

ランナーと呼ばれる細長い茎を地面に這うように伸ばし,

節から根を下ろしてどんどん横に広がって増える植物です。




(今、当社のアジュガは花穂を伸ばし始めていますよ〜。)

耐寒性もありますが、霜にあたると葉が枯れるので、

寒冷地では簡単な霜よけが必要かも。。。

乾燥には弱いので土が湿り気味になるように管理します。

アジュガは何と言っても耐陰性があるので、建物の陰や樹木の下など、

日当たりの悪い場所でも良く育ってくれます。

4〜5月には10〜30cmの花穂を真っ直ぐに伸ばし、

小さい花を幾重にも重ねて咲かせます。





その姿から、別名(十二単・ジュウニヒトエ)とも呼ばれているんです。

少し地味ですが、穂状に咲く花は捨てがたい魅力がありますね。

又、耐陰性が強いので、日当たりの良くない場所でも、

十分花を楽しめる点も利用価値がありますね。グッド



こんな風に日陰のほうが良く育つ植物や、日陰に耐えられる植物は沢山あります。

「日陰だから、お庭や花壇造りは・・・」と諦めずに

日陰でこそつくられるお庭造りもあります。

昔ながらの坪庭など日陰だったりしますよね。

本当に落ちついて、心が安らぐ庭は、

実は日陰でこそつくられているのかもしれません。

そう考えると、耐陰性のある植物の楚々とした美しさも分かりますね〜。

                             T


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