先週の日曜日の事。。。 娘がお友達の結婚披露宴に出席した際に、 テーブルのお花をお持ち帰り出来るとの事で、持って帰って来てくれました。 その可愛い姿にウットリ見とれていた私。 でも、よ〜く見てみると・・・・・・・(´・ω・`) このアレンジフラワーの主役は何と言ってもこのピンクと白のま〜るい花。 その花姿をよ〜く見てみるとどうやら菊のお花。 菊の花と言うとどうしても 輪菊(りんぎく)と小菊(こぎく)の姿を思い浮かべてしまい お供えに使われるイメージが大きくて、 つい「縁起が悪い」というイメージになってしまう方も多いのではないでしょうか? 実は・・・私はそうでした(汗)(ーー;) しかし、菊の花は決して縁起が悪いわけじゃ無いんですね。 菊の花は日本の「国花」として硬貨に描かれ、 又、昔から振袖や留袖などのお着物にはも定番で描かれてきました。 そして、季節の節目節目のお祝いの席や、お悔やみの席にも、 水もちがよく長持ちの菊の花は冠婚葬祭両方に使われ重宝されていたようです。 しかし、時代の流れと共に様々な形や色のお花が流通し、管理されるとともに、 常日頃からお花を飾って楽しむことが少なくなった現代では、 菊の花を飾る機会が減り、それと相まって、 お仏壇にお供えされるお花として使われ、その場面が強く印象に残ってしまうせいか、 菊の花を「仏花」として認識してしまうようになったのかもしれません。 WEBよりお借りしました m(__)m この可愛いフォルムの菊は「ポンポン菊」や「マム」と呼ばれ、 花束や花嫁さんのブーケ、髪飾りなどにも使われているそうです。 その事が見ても分かるように、このポンポン菊のフォルムは何とも愛らしく、 その花弁の重なりは芸術にさえ見えてきます。 菊の花もその他の花々も、 時代の流れと共に品種改良や輸入され、様々な花々が市場に溢れ、 育てて楽しむことや愛でて楽しむことの間口が広がりましたが、 今一度、「国花」菊の花を見直してみたいと思ったTでした。