少女の歩く砂浜に 6/2 庄内浜に カラカラと 貝殻 風に 埋もれ行く 日差しに焼かれた 素足さえ 波がさらって また戻る 明日帰れば それもいい 明日行くなら それもいい 思いはいつも そこにあり 気づかぬ振りして そこにある 声かけ 崩れてしまう夏 崩してしまえば いいじゃない 明日帰れば それもいい 一人がいやなら 言えばいい 少女が歩く 砂浜に 思い出 今日も 流れ着く 積み上げ一緒に 灯そうか 拾って 一緒に 燃やそうよ 明日帰れば それもいい 昨日がいやなら 泣けばいい