曲線は難しいですよね〜。 川の流れもそうですが 水の流れたい方向と 削る地面の堅さ具合によって 蛇行します。 山間を走る川は 山と山の谷あいを縫ってカーブを描きます。 なので みんなそれぞれの意味合いをもって 曲線は作られています。 アプローチと庭の設計をご依頼頂いたS様邸。 既に出来上がっていた駐車場には 曲線のスリットが入れられていました。 『ん〜〜〜っ』っと腕組みしてしまいます。 一見 意味を持たないようなこの曲線に どうやって意味を持たせようか・・・・・。 曲線はデザインの中ではかなり難しいです。 意味を持たせて なお且つきれいに描かなければ 個性が強くて 曲線だけが一人歩きしてしまいます。 前の施工店さんが 『一面の土間コンクリートだけじゃ寂しいので スリット入れましょう』って入れたという直線と曲線の組み合わせ。。。 『ん〜〜〜っ』っと腕組みした結果 せっかくある この曲線に意味を持たせるために 延長線をアプローチラインに取り込み 一気に玄関ポーチまで流れを誘導しようっ そう思い立ちました。 山形市内 S様邸でのプランニングの考え方でした!” チャンチャンっ!!”