4年たった 今日3.11に自分は何を記すかは
かなり重い問題で しっかり書かなきゃって思います。
4年も経てばそりゃ忘れちゃう
いろんなことを忘れちゃう
無理もないことですっ。
責めることなど出来ません。
だって我が身のことではないのだから。
無理もありません
遠くに暮らしているし
それなりに安定していれば思い至らないのも仕方のないことです。
でもこんな人たちが身近にいることを
明日忘れたっていいので 今日は知って下さい。
寝て起きた明日の朝は忘れたってしょうがないけど
今日 これから寝るまでの何分間は知っていて下さい。
心に刻んで下さい。
数日前 弊社にひとつの問い合わせの電話が入りました。
『突然に失礼いたしますっ こちらは◯◯◯っというものですが
御社では川砂を販売運搬しておられますか』
『はいっ そうした仕事もお受け出来ますが
どういったお話でしょう?』
『はいっ 実は福島市主催のイベントが企画されていて
そのイベントで多量の砂を使って
子供達に砂遊びをさせたいって考えていまして・・・っ』
『それは そうした砂遊びを存分に子供達にさせるためには
線量を気にせずいられる隣県の山形県の砂を使いたいっていうことですか?』
『おっしゃる通りですっ』
校庭で
園庭で
公園で
それぞれの砂場で 自由に砂遊び出来ない子供達が
同じ日本社会の一地方 福島というところにいっぱいいます。
遠すぎて気付かないかもしれませんが
同じ日本の ちょっと東京より北に位置する福島というところに
砂遊びを経験したことのない子供達がいます。
そうした子供達がいます
そうした子供達がいます
そうした子供達がいます。
何度『そうした子供達がいます』っと繰り返せば
そのことがあなたに届くでしょう
幼児期の大切な時期に 外遊びを・・・・・
泥にまみれることを 経験せずに育っていく子供達が 福島にいます。
そうなったのは別に福島県民の過失によるものではありません。
時の政権は 原発を再稼働させるでしょう。
前の政権だって再稼働させました。
そりゃそうですっ
そう決める人達にとって
福島の現状は所詮他人事です。
アンケート求められて
『やっぱり原発は・・・・・・・んんん〜〜〜っ
苦渋の決断ですが ・・・・・っ やむ負えないでしょっ』っていう人も
福島は所詮他人事で!!!
でも 外遊びを経験出来ないままに成長せざる負えない子供達が
こんな狭い日本という国土の中に一緒に暮らしているのに、
誰もが無関心で
誰もが他人事で
誰もが・・・・・・・・・・
誰もが 冷たいです。
沖縄のこともねっ
後藤さんのこともねっ
喉元過ぎたって 熱いものは熱くて
苦しむ人は少しも減りません。