神奈川の庭、景色工房サフランのブログ。
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幹の途中で、ぶつ切りにされて 樹形が乱れ、枝葉もすごい勢いで 吹いてしまったヤマボウシ。 根元から枝の先まで、自然と細くなり しなやかに風に揺れる樹形を取り戻すための 初めの選定を実施しました。
2本のヤマボウシ、ヤマボウシとは思えないほどの 枝葉の量です。 本来は、自然のままであれば 1.5倍以上の高さであったであろうヤマボウシ。 幹の太さ、根の量とのバランスを取るために こんな形になってしまっています。
半分ぐらい、枝葉を落としました。 パッと見は、大分感じが良くなりましたが、 残した枝が、もう少し太くならないと 以前切られた幹の部分から、 新たな胴吹き芽が吹いてきます。 これから3年以上の年月をかけて 自然な樹形に戻していきます。
毎年、樹を太らせない、 雑木にふさわしい剪定をしていけば 10年、20年と、しなやかな樹形を保つことができます。 どんな剪定をしていくかで 庭は、よくも悪くもなります。
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