ブラックベリーについて、お勉強。
購入した宮子花園さんと花ひろばオンラインさんの育て方記事を抜粋させてもらいました。
ちなみに我が家のブラックベリー、品種は『ソンフリー』。これはトゲなし品種です。
■ ブラックベリー
落葉低木
バラ科 キイチゴ属
原産地:アメリカ
直立性とつる性あり。
耐寒性:あり(ラズベリーには劣る)
耐暑性:強い
病害虫:特別なし。
ブラックベリーはキウリやトマト、ペチュニアなどナス科の植物(野菜に多い)の近くで栽培すると萎凋病にかかりやすくなるので注意。
ベンレート水和剤で予防します。
害虫ではマメコガネやコウモリガが出ることもある。
マメコガネは捕殺。コウモリガは下部の周囲を除草し、マルチングすることで予防できる。
肥料:2月ごろと収穫後に速効性の化成肥料などを与える。
また、11〜12月ごろに寒肥として牛糞や鶏糞、油粕など、有機質肥料を与える。
2〜3年に1度のペースで石灰を与える。
果樹の効用:
ブラックベリーに含まれる色素には、視力回復効果や抗酸化作用に優れている「アントシアニン」がたくさん含まれている。
抗酸化作用があるアントシアニンは、ブルーベリーのように多く含まれていると言われている。
また、ビタミンCが多いので、疲労回復効果もあります。
《ブラックベリーの育て方》
植え替えの注意点:
葉のない冬の間は根を広げて植えても可。
葉が展開してきたら根鉢はいじらないようにして植えつける。
鉢植えの場合、直径20cm以上の鉢で、深めの鉢に植える。
一ヶ月に一回くらい、油かすなどの肥料を少しあげる。
花が咲く前に、あまりたくさん肥料をあげると、葉っぱばかり茂って花数が少なくなる
肥料は花が咲いてから。
日当たりを好むが、実がなって黒く熟する頃は強い陽射しを避ける。(果皮が薄くて影響を受けるため)
地植えの場合、一年後には太く大きくなるので場所を確保して植える。
水はけの良い、日当たりのいい場所に植える。
肥料はあまり必要としないが、花が咲いたら実を甘くするために油かすなどを与える。
鉢植え同様花が咲く前は肥料はあげない。
枝の伸ばし方:
初年度は切らずに伸ばし放題にします。
ニョキッと伸びる枝は、来年の大事な芯の枝になるので切らずに伸ばす。
葉が5段以上に伸びたら、それ以上伸びる枝は切っても大丈夫。
伸びすぎたらフェンスに巻いたり、支柱を立ててひもでしばる。
剪定は、葉がすっかり枯れ落ちた真冬に。
葉が全て落ちてしまうと、わかりやすい。
今年実を付けた枝は、実がなり終ると、葉が黄色くなって段々枯れてくる。
葉が枯れ始め、幹も茶色くなってきたら、今年実をならせた枝は切ってしまって良い。
今年実をならせた枝とは別に、青々とした元気な枝が伸びてきたらその枝は大切に残す。
翌年のために今年伸びた枝を支柱を立てて誘引する。
翌年実を付けるのは、今年勢いよく伸びた枝。
この新しく伸びた枝を、秋から冬の時期に誘引する。
ブラックベリーの育て方は、<毎年新しい枝を育てて行く>という方法。
ブラックベリーの枝の誘引は、地植えの場合、地上から50cm以上に誘引する。
ブラックベリーの実が実ってくると、重さで下に垂れるので、泥ハネ防止のために上のほうに誘引する。
ベランダなどプランターや鉢植えでの場合は、泥ハネの心配がないので、下に支柱を立てて結んでOK。