東京電力のウソが事実で判明 以前も書きましたが、 「足りない詐欺」 「電力不足キャンペーン」 のお話です。 東電⇒東北電に最大200万kw融通。 やはり電力余ってた東京電力のウソが事実で判明 あれほど電力の危機を訴えた東京電力は余裕の構え。 水害などで電力が逼迫する東北電力へ最大200万kwを融通するという。 電力会社間の融通で事が足りるのならば、利用者には何の不自由もない。 しかも 東電の稼働中の原発は3基に減ったのに、この余力。 やはり原発など必要ないのでは??? 東北電力によると、9日の最大使用電力は14時台で、1247万kwに達し、今夏の最大値を更新した。 供給力は1303万kwで、使用率は95.7%。 しかも東電が融通した140万kwを含んでの数字で、ぎりぎりの状態だったのは間違いない。 このために東電は9日、融通の上限をさらに引き上げ、最大200万kwまで送る準備も始めた。 東北の電力不足は、7月末の豪雨で、福島県と新潟県の水力発電所が被災した影響が大きい。 計29カ所が浸水などの被害にあい、100万kw前後が供給できなくなっているが「復旧のめどはたっていない」(東北電力東京支社) それでも東北電力は、計画停電を原則として実施しない方針。 自信を支えるのが「東京電力からの融通」だ。 東京電力も、同じ15%の電力使用制限令で支えられている。 なのに、なぜ助ける側に回れるのか??? 東電の場合、9日の最大使用量は4824万kwで、5460万kwの供給力に対し使用率は88.4%。 「でんき予報」が「たいへん厳しい」と予測する10日の最大量予測も4980万kw。 使用率は91.0%の見通しだ。 6日から柏崎刈羽原発の1号機は定期点検に入り、運転を停止している。 東電の原発17基のうち稼働中の原発は同じく柏崎刈羽の5,6,7号機のみ。 この状態でも相当の余力を残している。 あの電力キャンペーンは何だったのか。 しかも、例年、電力使用量は12日ごろから、全国的にぐっと下がる。 企業がお盆休みに入るためだ。 休みが明けるころには、秋風が吹き始める。 経済ジャーナリストの荻原博子氏も、 東電は「当初は揚水発電の電力を隠してまで、夏の電力危機をあおっていたのに、どれだけ余力があるのか」とあきれる。 一方で「あの手この手の電力不足キャンペーンには警戒しなければならないが、消費者はこのまま節電を続ける方がいい」とも助言する。