伊丹のエクステリア&ガーデン通信
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こんにちは。CAD担当の北実生です。 昨日、社長・専務・私で東京に行ってきました。仕事も忙しい中でしたが、どうしても速水御舟の絵が見たくて行かせていただきました。 山種美術館の速水御舟展、日本民藝館、吉谷桂子さんのお庭(Botanica)を巡り、とても充実した一日でした。 まずは、速水御舟展ですが、何といっても炎舞がみどころでした。 (左が『炎舞』、右が『名樹散椿』) どちらも重要文化財で、炎舞は暗闇を描いているということと、見事に炎と蛾が描かれています。 そして、御舟はどの絵を見ても構図と細密に描き出す技術が素晴らしいです。右の絵は社長が模写を家に飾っています。 私は個人的には琳派の絵も素敵でした。 やはりどれも構図がおもしろく美しく、今みてもモダンであると思います。 また、命があるものはやはり密度があるから、細密に描くのかなと一人考えていました。 山種美術館にて記念撮影 そして、次に日本民藝館です。 社長や専務以前から行ったことも知っていますが、恥ずかしながら私は柳宗悦という方を名前しか知りませんでした。 私個人としては、モノ造りに携わる人として、知っておかなければと展示をみて感じたことが収穫でした。そのため、私は本を購入しました。特に読みやすそうな『美の壺』を買ってまずは入門書からスタートです。 建物も日本建築で素敵でしたが、館内に河井寛次朗・棟方志功さんなどの作家の作品や各地での職人さんの作品があり、建物と飾っているものが本物のモノの空間こそが一番の贅沢で、心が豊かであると感じました。 平日にもかかわらず沢山の方が訪れていました。 そして、最後に東京ミッドナイトタウンのBotanicaというレストランで吉谷桂子さんのお庭を見に行きました。 オリーブと葉物でみせたお庭で、奥には水の空間と芝生とグラスで草原のような植栽をしていました。 私は、個人的に憧れの吉谷さんのお庭がみることができた大満足です。 そして、お店の方にもお庭を見せて下さって感謝でいっぱいです。 |