「京の冬の旅」に誘われて醍醐寺を訪れました。
「京の冬の旅」は、京都市観光協会が
冬に普段非公開の文化財を14箇所、特別公開しています。
醍醐寺は、霊宝館の敷地内にある仏像棟を初公開するということで訪れました。春や秋には大勢の人で賑わう醍醐寺ですが、冬はさすがに靜です。
秀吉の醍醐の花見で有名な醍醐寺には、櫻の古木が何本も植えられていますが、何度も訪れているにも関わらず
肝心の櫻の季節を逃しています。
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仏像棟には、国宝五重塔を創建の平安時代から支えてきた「旧四天柱」がど真ん中に据えられています。
よく見ると、柱に描かれていた仏様が確認することができます。
四天柱が、その外側の柱に、2本を天地逆になって接ぎ合わせ1本にして使われていることが昭和の修理の時に確認できたそうです。
応仁の乱の時には、敷地が壊滅状態になったそうですが、その時にも、奇跡的に生き残った京都府最古の大変貴重で美しい建造物です。
櫻の古木の根を痛めないようにしながら、水はけも考えて木で床を作ってありました。
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