伊丹のエクステリア&ガーデン通信
|
メーカーのユニソンさんが主催の 「はじめよう!ECOグリーンライフ〜人と緑と環境にやさしい庭空間」 山崎誠子先生 の講演に参加してきました。 (ユニソンさんの案内) もともと、建築学科をご卒業され、ランドスケープ、農業大学で植物のことを学ばれ、日本や世界各地に植物調査も行かれている山崎先生の講演でした。 そのため、生態や植物の学問からみた植栽のお話しがあり、再度、緑についてもっと、勉強していこうと思う講演でした。 その中で、特に印象に残ったのが、「エコで自然を増やす」という意識はみんなもっているけれど、植物を植えるということは、虫や鳥などの消費者(生態のピラミッドの消費者)がついてくることは、意外と、気がつかないということでした。 虫は苦手な人も多く、お庭を作った後、虫に困られる方も多いと思います。 でも、虫がいることは自然なことで、すべての虫を駆除すればいいというのは、不自然なことです。 そのため、益虫と害虫を分けて考え、植物と虫と人が折り合いをつけながら、生活をしていくのがお庭なのだと改めて感じました。 イギリスでも、虫を食べる鳥はとても大切にされ、必ずといっていいほど、鳥の餌を庭に置いてありました。 それは、お庭の害虫を防ぐことにもなるので、ガーデニングにおいても大切なことだと、イギリスの日人が思っているからだと思います。 そんな風にお庭を造るということは、決して人間だけのためではなく、いろんな生き物と共存する場所でもあり、そのような場所を造る必要が今あるのだと、改めて感じました。 また、植物の話しはとてもおもしろく、もっと、もっと、樹木について学んでいきたいと思いました。 講演を受けられている方は、同業者の方だけでなく、建築の方やメーカーの方も多く、沢山の方々とお会いできたことも大変有り難かったです。 ありがとうございました。 山崎先生、ユニソンの方々、講演ありがとうございました。 |