おはようございます、ガーデン・エクテリア専門商社のコーロクです。
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THE KITCHEN GARDEN STORY 〜キッチンガーデン・ストーリー(30)
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今回は、ちょっと変わった野菜の袋栽培についてご紹介します。
野菜を育てるというと、畑やお庭がなければ、プランターで
栽培することになります。
もっと気軽にトライするために、袋栽培はいかがでしょうか。
【袋栽培のメリット】
●プランターを買わなくても、空いた袋で栽培できるので経済的。
●袋が置けるだけのスペースがあればいいので、省スペースでできる。
●収穫した後は、土を出せばごみとして捨てられて収納場所が必要ない。
【袋栽培の方法】
1、用意するのは、培養土や肥料の袋や、米袋
2、袋の下部の両端を2センチほど切り、水切り穴を作ります。
そして、底の部分にも穴をあけます。
鉢底ネットなどを敷き、土が漏れないようにします。
3、土に肥料を混ぜ、袋に入れます。
できれば、底に落ち葉を5センチほど敷いてから土を入れると、
よいでしょう。
袋の縁は外側に折っておきます。
4、苗を植え付け、水をたっぷり与えます。
置き場所は、コンクリートなどの上に置く場合は、
真夏になると高温になってしまうため、すのこなどを敷いて
置いた方がいいでしょう。
5、土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
水の流れ具合を見て、排水性がよくない時は、両側の
穴をもう少し大きく切ります。
6、袋栽培は、野菜の生育スペースが限られるために、
栽培期間が長い野菜の場合、追肥を行います。
【袋栽培に向く野菜】
トマト、キュウリ、なす、ピーマン、枝豆、オクラ、ブロッコリー、
カリフラワー、じゃがいも、大根、ニンジン、ネギ、白菜、
青梗菜、ホウレンソウ、さつまいもなど。
【袋と土の再利用】
収穫した後、土をよくほぐして、残った根などを取り除きます。
そのあと、袋の口を絞り、真夏の太陽で消毒します。
次に、苗を植えるときは、足りない分の土を足し、
肥料を混ぜ込みます。
見た目はオシャレとは言えませんが、ちょっとしたスペースさえあれば、
家庭菜園が楽しめるのが袋栽培のメリットです。
もっと簡単にしたい場合は、培養土の袋を買ってきて、
水抜き穴を開けた後、そのまま苗を植え付ける方法です。
わざわざプランターを購入しなくても、袋さえあれば
野菜が育てられるのは、嬉しいですね。