「ベジタブル・ガーデン」 綴り
キッチンガーデン・ストーリー(31)
ニックネーム: コーロク staff
投稿日時: 2011/08/29 09:26

おはようございます、ガーデン・エクテリア専門商社のコーロクです。


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 THE KITCHEN GARDEN STORY 〜キッチンガーデン・ストーリー(31)

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 家庭菜園で、大切に育てた野菜を収穫することは、
 何よりも嬉しいことですね。

 さて、そのあとの土はどうしていますか?
 特にプランター栽培の場合は、収穫ごとに土を新しくしていては、
 経済的とは言えません。

 上手に再利用するためには、いくつかしなければいけないことが
 あるのです。


 収穫後の土は・・・

 ●水やりを繰り返すことで、土の団粒構造が壊れ、固くなり、
 排水性や通気性が悪くなっている。

 ●土中の養分が減り、偏っている。
 腐葉土などに含まれていた、有機物や微生物が減っている。

 ●栽培中に発生した病原菌が残っていたり、害虫の卵が
 含まれている可能性がある。


 土を再利用するためには、これらを改良しなければいけません。


 【プランターの土の再利用法】

 1、不純物を取り除く。
 プランターの土を広げ、残された根や茎を取り除きます。
 その後、ふるいにかけて、ごろ土を取り除きます。
 ごろ土は、鉢底石としても利用できます。
  
 2、土全体に水をかけて湿らせ、黒いビニール袋に入れ、
 しっかり口を結んで、平らにして日光に当てます。
 夏は一週間ほど、冬は2〜3週間ほど行い、殺菌します。

 3、消毒の終わった土をビニールの上に敷き、日光に当てて
 完全に乾かします。

 4、完全に乾いたら、土の再生材を加えてよく混ぜて完成です。


  【畑の土の場合】

 1、収穫を終えた畑を、30〜40センチ掘り起こします。
 土中に残った根や、茎、石などをできるだけ取り除きます。

 2、堆肥や牛糞をよく混ぜ、耕します。

 3、冬の寒さが厳しいときに、天地返しを行います。
 上下の土を入れ替えて、寒気にさらすことで、土中の
 害虫の卵や、細菌が死滅して消毒代わりになります。


 【連作障害について】
 同じ畑に、同じ種類の野菜を続けて作ると、育ちにくかったり、
 病気になりやすくなります。

 これを避けるためには、上手に輪作していかなければなりません。

 ★連作障害の出やすい野菜
 ・1年は同じ場所で栽培しない方がいい野菜
  (カブ、キャベツ、レタス、ソラマメ)

 ・2年は同じ場所で栽培しない方がいい野菜
  (ねぎ、白菜、じゃがいも、ホウレンソウ)

 ・3年は同じ場所で栽培しない方がいい野菜
  (キュウリ、トマト、いんげん、サトイモ、ピーマン)

 ・4年は同じ場所で栽培しない方がいい野菜
  (なす、スイカ、エンドウ)


 ★連作障害の出にくい野菜
 大根、ニンジン、小松菜、さつまいも、かぼちゃ、にんにく、しょうが、
 玉ねぎ


 違う野菜であっても、科が同じ野菜は避ける必要があります。
 これらをうまく組み合わせて、ローテーションさせていきます。


 【コンパニオンプランツ】
 一緒に植えることで、連作障害を出にくくする組み合わせがあります。
 例として、
 春ダイコンにマリーゴールド、キュウリに葉ネギ、トマトと落花生
 など。


 上手に、土を改良して、いつでもおいしい野菜を収穫
 しましょう♪




クローバー ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― クローバー
このブログは会社の屋上に作った菜園の過程を綴っています。
この菜園には古着(廃棄衣料)から作られた特殊な土、軽量土壌が使用されています。
[画像]
野菜でもお花でも簡単に育てられます。

・手が汚れない
・軽い
・繰り返しずーーっと使える

燃やされてCO2をたっぷり排出していた古着が土壌に変身。
地球にも優しい土壌。
永遠の土 エターナルソイル
詳細はこの日のブログでどうぞ。


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