現在<防根透水ポット>の製造を依頼しているのは、掛川のお茶関係の農業資材を製造し扱っているお店です。
純然たる製袋屋さんではないので、<防根透水ポット>にあまり身が入りません。単価にも不満があるらしい。
それで苦労しているわけ。
今日は伊東市内のジャノメミシンに行ってきました。
といってもお婆さんが1人で売って、1人でしこしこと修理にまわっているような、そんなお店です。
今時のミシンはそんな位置付けです。
そこで判ったこと。
1.当節、賃仕事で袋の加工を受けるような人は居ない。1個縫って幾らなんて仕事をするより、パートに出た方がずっとましと考える。
このお婆さん、ミシンを売った先の顔を全部知っていてそう言うのですから間違いないでしょう。
2.シルバー人材センターに聞いてみろと言うのでその場から電話しましたが、「個人の衣類の直しはするけど、商品製造の下請けはやらない。」と断られました。
3.<防根透水ポット>の縫製には家庭用ミシンでは無理で工業用ミシンが必要であること。これは生地の厚さは問題ないのですが袋の強度のために太い糸を使用したいからです。工業用ミシンは15万ー25万円します。
人生、幾つになっても勉強することは多いですねえ。