先週の土日に小淵沢周辺のナーセリー巡りに行きました。 炎暑の盛りに何事ぞ、と思われるでしょう。 実はRHSJ(王立園芸協会日本支部)の行事で「イングリッシュガーデン巡り」があったのです。 当日10時に小淵沢駅に集合し、「ミヨシ・ペレニアルガーデン」「恵泉学園」「中村園」を巡る企画です。 私はミヨシには何度も行っていますが恵泉も中村園も知らないので申し込みました。 ところがこれが大人気で、昨年の申込者の積み残しがあったとかで、私はキャンセル待ちの20番となりました。 伊豆から電車で小淵沢に行くのは大変なのでマイカーで行くことにし、当夜は弟の山荘に泊まるつもりで準備をしていたのでグループには入れないままとにかく出かけました。 伊豆高原→修善寺→沼津IC→富士IC→西富士道路→朝霧道路→本栖湖→精進湖→甲府南IC→小淵沢のルートです。寄り道なしで約170kmのコースです。 大した距離ではありませんが私にとっては久しぶりの長距離ドライブで、タイヤを取り替えて気合を入れました。 途中本栖湖を一周ドライブするなどしながらまず「ミヨシ」に着きました。 ほったらかしのようでありながら、さすがと思わせる植栽でありました。 もうRHSJのグループは去ったあとでしたが、沖縄とか四国からの人も参加していたそうです。 苗を買う時期ではありませんが、それでも何かと手が出ます。 それから中村園に行きました。 ここは植栽はなく宿根草専門のナーセリーです。広い敷地に幾棟ものビニールハウスが並び、サルビアとかクレマチス、ホスタ、クリスマスローズなどの看板が出ています。 面白くて巡っていましたが、これはいけない熱中症になるぞと途中でやめました。 それでも珍しいものを何鉢か買いました。 翌日は白州サントリー、日野春ハーブガーデン、富士花鳥園に寄って、同じルートで帰りました。 花鳥園で新種のストレプトカーパスを買いました。「もちや」で焼き餅を食べました。 買ってきた苗を植えなければなりませんが、この炎熱の下でとても活着するとは考えられません。 といって日陰に植える植物ばかりではありません。 取りあえず鉢に寄せ植えしておいて日陰に置き、9月末頃に定植することにしましたが、それが10鉢にもなりました。 本栖湖の周囲のテント・キャンプ場で若い人たちが何百もテントを張っていたこと、小淵沢のホテルが結構賑わっていたことなど、世の中は伊豆で年寄りがくすぶって愚痴話をしているより元気があるように見えました。 出掛けて良かった。