こんばんは。京苑の淳です。 今日は親方から引き継いだ杉皮葺きの庭門を製作してました。 作業自体は昨日から初めており昨日の時点で杉皮を途中まで葺いていました。 今日はその続きからでした。 午前中には屋根も葺き終わり杉皮を押さえる竹を磨きました。 次に屋根の上に乗せるぐすの竹の加工をしました。 通りを見て真を出し屋根に乗る部分をカットしていきます。 その後、元と末で太さが違うため屋根に乗せたときに元のほうが高くなるので削って調整をします。 この調整がなかなか時間がかかります。 ぐすを屋根に乗せたら飾り結びをします。棕櫚縄を使った後は手が真っ黒です。 傷があったりすると刺青のようになってしまいます。今は傷がいっぱいあるのでしばらくは黒い手のままでしょう。 軒の杉皮を半割にした竹で挟んで銅線でしめていきます。 ここまできたらあと少しです! 押さえの竹を取り付けたら完成です。 明日はこの門に取り付ける枝折戸をつくります。 ■有限会社 京苑 ■庭師道具専門店 KYOUENstore ■KYOUENstore ショッピングカート