表現舎まちゃむねのエクステリア通信by宮城〜山形
富谷の湯♪
ニックネーム: まちゃむね
投稿日時: 2011/03/25 16:14

何処に行って何かをするにも車社会ではガソリンが無くてはどうにもならないと痛感する日々。

震災から2週間経つのに2〜3000円分のガソリンを入れるのに相変わらず労力と時間が費やされます。

22日にやっとガスが復旧し家の周辺ではライフラインが確保できましたぁ☆

幸せなことです。

東松島の伯母たちにお風呂に入ってもらいたくやっとのことでゲットできたガソリンで二度目の被災地へ行ってきましたぁ。

本当は日帰り温泉にでも連れていきたいのですが何処も休業状態。
狭くて窮屈な自宅のお風呂になってしまいましたが伯母たちは前夜からとっても楽しみにしてくれてたようです。

着の身着のままで地震に遭ってから初めて避難所以外のところへ出た伯母と一緒に避難所生活してる隣の相澤さんご夫婦は被害の様子を目の当たりにして感慨深げな表情でした。[画像] [画像]

自衛隊さんたちは今日も一生懸命に道路の片付けしてくれてだいぶ道も通りやすくなってきましたよぉ〜(感謝!)[画像]

つかの間のひと時をママさんが有り合わせの材料で作ってくれたスイトン汁と80才を越えてる相澤さんのおばあさんが手作りしたブレッドケーキを食べながら10日ぶりのお風呂をゆっくり楽しんでもらいましたぁ〜

相澤さんのおじいさんは日本画の高名な画家の一番弟子とか。2階のアトリエは無事でしたがおばあさんの趣味のお菓子作りの道具類がある一階は壊滅状態に。

そんなおばあさんを「彼女」と呼ぶ87才のおじいさんは「彼女の楽しみの物は無くなってしまった。」と労わるとってもやさしい人。

震災前に作ったオレンジ風味のブレッドケーキはプロが作ったのではと思える美味しさ。[画像]

避難所の食事はまだまだ少ないのに大事なケーキをお土産に持って来てくれましたぁ〜♪

「見ず知らずの人にこんなにしていただいて。」と両手を合わせられ涙ぐまれたお二人の様子にこちらもこんなことしか出来ないのにと目頭が熱くなりました。

窓越しの陽の温かさだけではないとっても温かでゆったりとした時間とオレンジのやさしい香りが漂う一日でしたぁ〜☆

避難所に3人を届けるのがとっても辛いけど、気丈な伯母とその上をいく相澤さん夫妻の前向きであったかい人柄に触れて現実はとっても不安だらけだけど明るく元気を出していかねばと自分に言い聞かせる「富谷の湯」の主人でしたぁ〜。あはっ☆



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