みちのく庭園の百日紅(サルスベリ)が満開になりました。
赤、白が多いと思いますが、高さ6メートル位のみごとな淡紫色の花です。
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散れば咲き、散れば咲きして百日紅 加賀千代女とあるように花を散らしながら見事に咲いています。
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ジィジィが孫娘に、
サルスベリのつぼみがいっぱい付く年はけがじ(飢饉)にならないよ!今年は虫がいっぱいとれるよ! と教えています。
サルスベリの花は亜熱帯、亜熱性の植物だから当地(八戸)では咲かない年もあります。
当地で咲かせるポイントはサルスベリは当年枝の先に花芽ができるので休眠期の終わりまでに(3月末頃)前年枝
10cmくらいで切り、強い徒長枝を出すようにすると冷夏の年でも花を付けるそうです。
ジィジィはアンコールワットの近くの寺院遺跡へ行く照葉樹林の中に群生する高さ20メートルもある大木の林を見たそうです。
東北以南の鎌倉とか京都の寺院で見事なサルスベリを見ることがありますが、当地では咲かない年もあるのであまりの大径木もないです。街路樹に使われることもまれです。ヤマセ(太平洋側に吹く冷たい風)が吹く夏、涼しい八戸ですが、今年の暑さ見事に咲いた花、パチリ紹介しました