小さいころからずっと 姉のように慕っていたおばが 永眠しました。
ガンを患っていたおばは 元から痩せていて体力もなくて
偏食が激しく 抗がん剤も合わず
だけど不思議と最後まで痛みは無く 私の母と伯母に「看てほしい」といい、
母と伯母 二人ともいろいろ 自分たちもきついのに 痛みもあるのに それでも
おばが 好きなもの 少しでも 口から栄養を摂ってほしいと 作ったり 食べさせたり
少しでも 一緒に居て 安心させようとしたり
忙しくしてる 私に 心配をかけさせまいと 母も伯母もおばも 「早く帰りなさい」ってばかり言って
子どもたちも
おばが いつも優しく 温かく接してくれたことをずっと覚えていて 「なるべくね、K姉ちゃんのとこ
いってあげたい」っていうと「自分たちも行きたい」と言い 元気過ぎるほど元気ぶりをみせて 話して
聞かせて おばの側に来てくれた。
おばは すごくすごく、周りを気遣う人で 心配をかけまいと 迷惑をかけまいと いつも自分で抱え込
む人で そんなおばが 「美穂ちゃんだけしか わかってくれない」っていいながら
母に 伯母に 迷惑をかけたくないと いつも言ってた
それは 本当は母のことも 伯母のことも 大好きで 有難うって言いたかったんだと思う。
おばは いつも 何でも私には 「ありがと」って 小さく 短く言ってくれてた。
父が ガンで亡くなる前、付いてあげた母の代わりに 保育園まで私と弟を送ることをしてくれていた
らしい。
私は当時5歳くらいで 弟は2歳で
保育園に預けに行くたびに 弟は号泣してたらしい。
そんな私たちの手を引いて ずっと 私たちを見守ってくれたおば
シルバーウイークに 一日でも 子どもたちと一緒に会いに行きたいって思って
行ったとき
おばはあんまり具合が良くなくて 会えなくて
その前に
あんまり具合が良くなくて でもちょっと 持ちこたえ 会えた時に
「元気にしとかんとね」って声かけたら
「うん、ありがと」って いつものK姉口調で
思わず 細い指、細い手を握ったら すごく温かくって 弱弱しく握り返してくれた。
弟が 昨日 実家に行ってくれていて 息を引き取る時 居てくれたらしい。
そして今も 母と 伯母と おばの側にいてくれてる。
明日 朝
というか
数時間後、家のこと色々 済ませて
母と 伯母に 手伝えること してきます。
そして おばに「「ありがと」って 伝えてきます。