こだわり派達がうみ出していく、これからの”庭” 〜奈良の地より〜
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前々から作ってみようと考えてはいたのですが、 なかなか機会なく、ようやくそれらしいものが できあがりました。
たて:320o 横:430o 厚み:25o(フレーム部分) たて:30o 横15o 厚み12o(基本となるミニュチュアレンガ) およそ 1/7 スケールのオール端材製のハンドメイドツール
ある朝、 「今日は現場での仕事もないし、挨拶回りにでも行こうか」 と玄関を出て、車に乗ろうとしたらフロントガラスがバリバリに凍てており、「そんなに急ぐこともないし、自然と融けてくるまで待って出かけよう」と思いその間に、何かできそうなことはないかと考え、思いついたのが、 この「レンガ敷き・積みパターン オリジナルツール」 全くの予定外だったので、物置(マイガーデンシェッド:これも自作)から、サシガネを取り出し、そこいらにある端材の寸法をあたってみて、レンガのミニチュアとして適当な材料を想像しているうちに、合板の端材を発見。 「これを適当な寸法に切っていけば、レンガの寸法になるかな」と 次は卓上丸ノコを取り出しその寸歩に切ってみる。そこらに放っておいたせいで思った以上にいい味出していて、 「これって、結構レンガっぽいよな」とやる気も出てきて、今度はもう少し欲張って、長い端材を何本か切ってみて、ちょっとした大量生産をしてみようと思い、今度はガーデンシェッドから丸ノコをとり出し、丸ノコ定規もセットし合板の端材をどんどん細長くカット その後、卓上丸ノコで、ブスブスッと切って面白いほど出来てきたので、それに気を良くし、 「折角だからこのミニュチュアレンガたちを並べてみたり、片づけておくようなものを作ろう」という思いになった。 一寸いっぷく。 とタバコを吸い、車を見るとすっかりフロントガラスの氷も解け、昼前でした。「こんなことしてていいのか?」と少し葛藤もありましたが、「もうこうなったら、昼までにこれを作ってしまおう」と、結局この日は半日遊んでしまいました・・・
それでは、折角ですので半日がかりの思いつきで作った このオリジナルツールの作品でもご覧ください。
まずは、敷きパターンから アジロ 馬踏み 馬踏みと30oの正方形のコンビネーション 分かりづらくてスミマセン。
次は、積みパターン 長手積み (敷きパターン:馬踏みの積みバージョンみたいなもの) 長手積み側面のアップ イギリス積み (合理的で、堅固な感じ。小口と長手が1段ずつ積み重なっていく。日本でレンガが建築資材としてつかわれるようになった明治期以降、このイギリス積みが多く用いられているらしい。)
イギリス積み側面のアップ
小口積み (ドイツ積み) 小口積み(ドイツ積み)側面のアップ 構造的に、不安定な感じ? フランス積み (本来はフランドル積み。同じ列に長手と小口を交互に積んでいく。見た目は、美しい。)
フランス積み側面のアップ 大変お見苦しい写真で申し訳ありませんでした 今後、この見ずらいミニュチュアレンガに、表裏別色で数種類の着色を施し、カラーパターンも試せるようにカスタマイズしていこうかと・・・・・ 以上 自暴自棄と自己満足のブログでした〜
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