線路今はこんなになってしまった線路跡。
去年までは、錆びかけた線路が剥き出しでそれは、切ない景色でした。
過疎の地域に、貴重な足である輸送機関の鉄道。
数えるほどしか乗っていなくても、それは必需だったのに、家主のいない家のように荒れ果てた荒野のようになってしまっている。
道路をまたいだ踏切の後にだけ残るその名残。
果てしなく続くその道は、いくつもの夢や思い出を運んだあの日。
その道幅に、昔を偲ぶ人すら 途絶えつつある。
眩しい五月晴れの日に、寂しい風が草〃をなびかせていた。
能登半島の二つの突端、珠洲市、輪島市へとわかれる分岐点だった穴水駅はかろうじて、七尾駅から穴水駅までは、第三セクターのと鉄道が走っている。自家用車の普及率が高く乗車率が低いとはいえ、通勤通学、病院へと通うお年寄りには貴重な足です。
そして、車窓から覗く日本海の海や、山々は、格別です。
走り行く、雑草の山も、家々の屋根も、四季折々の顔で楽しませてくれます。
そんな大きな財産を違った目線で楽しめる列車の移動は、子供ならずともワクワクします。
たまには、電車の乗って出掛けてみませんか!
きっと、良い事ありますよ。