重くって
冷たくって
着いた花芽が縮じこまって
ミモザ様が悲鳴を上げてる
伸びたつららは
隙間を作り
そこから覗く一時の青空
最高
喜んだのもつかの間
またふぶきだす
そうだよね
一月だもん
寒のうちだもんね
雪景色 嫌いじゃないよ
何もかも覆いつくして
別世界を見せてくれるし
ツンと冷えた空気も好きだよ
その向こうに思わせてくれる景色があるもの
終わりじゃない
汚れ 疲れた 地面がリセットされる
裸ん坊になった枝先に新たな目を忍ばせている
少しだけ少しだけ
荒れ狂うのを抑えてくれたら
それだけでいいから
耐えます 待ちます
今はそっと ね