今日は日曜日。会社も従業員もお休みだが、自分は他社の若い職人に混じって勉強会に参加した。 延段を含む小庭園を作成する予定だったが、昨日の雨で練習場がぬかっていたため、実技作業をやめて道具の扱いなどの研修となった。 午前中は石材加工の練習。 シートに並べたコヤスケ、ノミ、セットウなどの道具について講師の説明を聞く。 そのあと鉄平石や丹波石の割り方を実践練習する。 御影石板の表面加工(小叩き、ビシャンなど)や 難しい水鉢の加工(みかん彫り)などにも挑戦。 加工した石材を前に集合写真。 休日を返上しても技術を学びに来る、頼もしい熱心な若者達。 そして同業他社の垣根を越えて指導、技の伝承をしてくださる講師方。 午後は自分たちが日頃使ってるハサミやナタなどの刃物研ぎの研修。 剪定鋏のようなR状の刃の研ぎ方のコツなど色々勉強になる。 古くても、良い刃物は持ちが良いし、 良い道具は手に馴染み、気に入って大事にするから長持ちする。 「道具を磨くことは、自分を磨くことだ。」 講師の方の言葉が身にしみた。 ・・・にしても我々植木屋の道具って「凶器」だらけだよな〜。(By K)