今、置き場ではイチゴノキがにぎやか。 ウィキメディアによれば「イチゴノキ(学名:Arbutus unedo)は、地中海地方と西ヨーロッパ北部、西フランス、アイルランドに分布するツツジ科イチゴノキ属の常緑低木」とあるが、 剪定せずに放っておくとどんどん大きくなって高木となる。 学名のunedoは「一回食べる」との意味だそうで、確かにこの実は1回食べればもう一度食べようとはあまり思えない。 まずいわけではないが、ほおばりたいほど旨くは無い。 鳥は好んで食べに来るようだ。 キンモクセイも終わってサザンカが咲き乱れるまでの間のこの時期、 花と実が同時に楽しめる。 ツバキ類が嫌われる昨今、使える常緑樹として重宝する。 暖かな昼下がり、なんとなくほんわかとさせる木である。 (By K)