今年9月に手入れしたお宅の近くを通ったので 生垣の写真を撮ってきた。 このお宅は以前はヒバの生垣だったが 歩道にはみ出してきたので10年前に弊社でレイランディー(レイランドヒノキ)に植え替えたのだ。 ヒバやカイヅカイブキは葉っぱの無い所までは切り戻せない為、葉張りを縮めることが出来ず大きくなりすぎたら植え替えるほか無い。 10年前の生垣(ニッコウヒバ)植え替え前。 植え替え直後(2006年) 私の記憶では15年くらい前にコニファー・ブームが来て、 ゴールドクレストやらエレガンテシマやらがあちこちで多く植えられた。 しかし、日本の風土に合う樹種は少なく、台風で倒れたり、大きくなりすぎて伐採されたりと彼らの定着は難しかった。 そんな中でこのレイランディーやグリーンコーンは生き残った部類ではあるまいか。 刈込にも耐え、「蒸れ」も比較的少ないのでレイランディーで生垣を作ったお宅はどこも成績が良い。 カイヅカイブキやツゲの生垣に代わって代表的な生垣材の地位を獲得したように思う。 (By K)