センリョウ、マンリョウ こんにちはシノベです。 先日家族で中区本牧にある三渓園に行ってきました。 横浜の実業家・原三渓が作り上げた日本庭園です。 京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然の風景が見どころとなっています。 室町時代に建てられた旧燈明寺三重塔や、江戸時代後期に建てられた合掌造り旧の矢箆原家住宅は圧巻でした。 庭園内を散策していると、旧箆原家住宅前に一株ずつ植えてある寄せ植えがありました。 名前札を順番に追っていくと、まんりょう(万両)、せんりょう(千両)・・・、 (鳥除けのネットが掛かっていてちょっと残念な写真ですが、、。) からたちばな(百両)、 やぶこうじ(十両)、 ありどうし(一両)、と。 恥ずかしながら百両、十両、一両まであると知りませんでした。 自宅に帰り由来を調べると マンリョウはセンリョウよりも実を多くつけるから、 カラタチバナは江戸時代非常に高価で百両以下では買えない「百両金」と呼ばれたから。 ヤブコウジ、百両よりも実の数で劣るから。 アリドウシ、江戸っ子が洒落で「千両、万両、有り通し(一年中ある)」と語り、千両、万両とともに正月の縁起物として飾ったから。 面白い、日本人は本当に洒落好きなんだなぁと思いました。 他にも春の七草なども植えてあったり、 盆栽の展示があったり 四季折々のイベントが催されているようです。 歴史好きの妻も、昔の道具の勉強中の息子も、みんな満足の一日でした。 また季節ごとにみんなで行きたいと思います。 (By シノベ)