万里の長城は、中国の河北省山海関から甘粛省まで、352kmも連なる建物です。
長城を作ったのは、秦の始皇帝と言われていますが、現在のような「万里の長城」ができたのは明代だそうです。
戦国時代から北方の異民族の進入に対し、長城を建設し始めたようです。
開始頃の長城は土製であり、馬と人が越えられないほどの高さの城壁だったようです。
現在、中国政府が重要な文化財として万里の長城を保護していますが、近隣住民が家の建築資材にしたり、観光客に販売するために、長城のレンガを持っていったり、壁がダム工事のため、一部沈没しているそうです。
長城周辺の省は貧しい地域も多く、政府は対策に苦慮しているそうです。
中国旅行時などの歴史遺跡など、すべて見ようとすると、相当な期間がかかるため、大まかでもいいので計画をよく立てていく必要があるでしょう。