大阪 オカモトガーデン メンバーBLOG
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こんばんは! 最近スマブラにハマってる山下です
今年は暖冬なんでしょうか? 寒いことは寒いですが、真冬の寒さってこんなもんじゃないですよね 1月2月が無事に終わることを切に願います。本当に。
さて、そんな寒い季節は庭仕事が無いと思ってませんかぁ? 春からのガーデニングプランをじっくり練るのもひとつですが、 今だからこそできる作業があるんです!
春からの生育がグッと良くなる、 一年の中でもかなり重要な役割を持つ作業です!
『寒肥』 (かんごえ かんぴ)
只今、この作業の適期なんです
連日、お客さんのお庭を回らせていただいてます
その一例をご紹介いたします
例えばこちらのソメイヨシノに与える場合 株元から少し離れたところをよ〜く狙って〜〜〜 ハイッ! 3から4箇所穴を掘ります 直径15センチ、深さ30〜40cm そして〜 掘り上げた土に、 「元肥+お馬の堆肥」 を混ぜ合わせ埋め戻します こんな仕上がりに 毎年少しずらして穴を掘っていけば効率よく土壌改良になりますね
さてさて、ザザっと進めちゃいましたが説明しきれてない部分が多々あり
まず、どうやってこんな細長い穴をあけたら、掘ったらいいのか! こんな道具があります 使ってみて初めてこいつの便利さが解ります 地面にさしてクルクル回していきます(下に力を加えながら)
案外入っていくものです それを真上に引き抜くと・・・
案外くっついてくるものです これの繰り返しで、
大きく掘りすぎず、効率よく掘れるわけです なんて便利なんでしょう!
ただ、 こんな道具ってたいていの方は持ってないですよね
そんなときは、 スコップで掘りましょう ぼくも、この道具が使えない場所ではスコップを使ってます
スコップはスコップで良い所があるんです
スコップの良い所 樹の周りを掘るわけですからそんなサクサクいけないんですよ 当然根っことか出てくるわけで、 でもそれを切ることが寒肥では必要な作業のひとつなんです
樹が起きてる時(春や夏)に根っこを切るのって樹にとって負担が大きいんです 逆に、 樹が寝てる時(冬)には少々切っても負担が少ないんです
冬に切られた根は春になるとそこから新しい根を出します つまり根が若返るんです! 若い根が増えれば生育も良くなるわけで、 なので・・・ 掘っていて根が出てきても大丈夫! 恐れずザクザク切っちゃいましょう
ここに、根に触れてもOKなバイオゴールドの元肥を入れれば完璧です(油かすとかは根に触れたらダメですよ)
春には、元肥によって改良された土壌によって、根が伸びやすくなり、 新芽の展開を勢いづけてくれます
つまり、寒肥とは、 肥料が冬の間にじっくり分解され、春から効いてくる! 掘ることで空気の入れ替えにもなり、 根を切ることで新しい根が発生しやすくなる!
その作業が出来るのが、今!なんです 穴は掘りやすい方法で掘ったらいいんです
言いたいことがまとまらず長くなってしまいましたが、 寒肥って地味ですがとっても大事な作業なんですよ 鉢植えでも同じことが言えるのでみなさんもぜひやってみて下さいね
ではまた 山下でした
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