大阪 オカモトガーデン メンバーBLOG
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こんにちは 宮崎ですヽ(^o^)丿 HT 「ジュリア」 四季咲き 強香 いつ見てもいいバラです(^^♪ この色ほんと素敵です。 ネーミングも抜群香りも抜群色・形も抜群 こう見ると悪い所ないバラですよねぇ!(^^)! 超美人さん。 でも・・・少し病気にかかりやすい子 でも消毒すれば大丈夫 ちょっぴりかよわいけど・・・美人さん ひとつくらい欠点ないとねヽ(^o^)丿 ほんといいバラですよ
さてさて前回のつづきを・・・ 前回は「ホソオビヒトクチバ」の事をお話しましたね(^−^) 今回はそれ以上の怖い奴のお話 こんな子 あなたのお家のバラにはいませんか〜(;_;)/~~~
前回と同じくこのお庭 見た目 葉の色も元気で生き生きしています。 が・・・・ この庭のバラ ホソオビだけならまだしも コイツまで
まずはこちら まだ初期症状なので見えにくいかもしれませんが 葉の表面がうっすら黒くなっています。わかりますか
お次は 茎の色 なんか茶色いシミみたいなものが 見えます 遠くからでもなんとなくわかるでしょう(ToT)/
そして極めつけは 新芽見てください ほらほら・・・・ 先端が縮れて、茶色くなってますよねぇ
この悪の権化は 「ミカンキイロアザミウマ」 通称「イエロースリップス」 体長2mmの極悪害虫 コイツはまずは、小さいのでなかなか見えない 花にシミができてとか 花の中にいて困る くらいのレベルならまだ我慢できますが コイツが増殖すると 花はもちろんのこと 茎や新芽まで吸いつくして ダメにしてしまうんです。 「ホソオビ」くんなんか、まだまだひよっこですよ(^_^;) 気付いた頃には バラ全域同時多発的にやられてしまいます。
コイツこんなに小さいのに・・・ほんと怖いくらいやってくれちゃいます(-_-メ)
今回の場所はまだ初期なのでまだましでしたが 昨年の八尾は大変でしたね 昨年の10月2日のブログを見れば よ〜く大変さがわかると思います(>_<)
ちょっと調べて見ました。。。^_^; 「ミカンキイロアザミウマ」 100年以上も前からアメリカで確認されていたアザミウマで、当初は難防除害虫ではなかったようです。しかし農薬散布の嵐の中、最強のアザミウマに鍛え上げられ、それが1980年代にヨーロッパに広がり、その後日本に1990年頃侵入してきたのです。そのため、「ミカンキイロアザミウマ」は殺虫剤への抵抗性が特に発達しており、防除を難しくしています。 寒さに強く、花が好き、おまけに好き嫌いが少なく、芽・新葉・果実などいろんな部位に寄生し加害してしまう厄介ものです。増殖に関しては雌1匹が気温25—30℃の環境で葉だけ食べると1カ月で7倍程度の増殖ですが、花粉を食べると約70-370倍に増殖率が高まる。 卵から成虫まで15度では約35日間、20度では19日間、25度では12日間、30℃では9日間と短期間で発育すると言われています。また、アザミウマの卵は植物組織の中、蛹は土中に生息している事が防除を難しくしている原因。
調べれば調べるほど(T_T)嫌になってきますね・・・ 農業の作物もコイツのせいで大変みたいです。 なんせ雑食なので、農作物はもちろんバラも草花も発生します。 特にバラは 不思議なことに、都会で発生率が高くなっているそうです。 僕も、発生した場所は。此花区・八尾市・羽曳野市という住宅密集地の都会 奈良では、まだそこまでの被害は見てません。
みなさんも夏に大発生するこの害虫 葉・茎・新芽を確認してみてください もしそんな症状が少しでもあれば 早急に 土に オルトランDX
葉・茎・新芽に ベニカマツケア もしくは ベニカ水和剤 を噴霧してください
いっきに殺虫するために 必ず同時にしましょうね そして頻繁にその薬を使わないようにね 耐性ができてしまいますからね
駆除がしにくい原因は ・小さすぎて見えにくい ・増殖率が高すぎる ・薬剤の抵抗性強い
と書いてありましたが まさにその通り^_^;
早いにこしたことはないので 秋バラを楽しむために まずはバラの健康診断を今すぐ実施してください
ではでは今日はこのへんで 宮崎でした
お盆過ぎて後半月で夏剪定の時期ですねぇ(^O^) 蕾はピンチ 消毒さぼらない(笑) 週一液肥(微粉&バイタル) で夏越し頑張ってくださいねぇ
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