庭屋blog
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so-ma.さんのコメントにお応えするカタチで… 大柄な紳士が語った、記憶に残った言葉として… 「庭は植物のためにあるのではなく、そこに生活する人々のためにあるのです。豊に繁った緑は安らぎを与えてくれ、魅力的なのは言うまでもありませんが、植栽は庭のひとつの要素に過ぎません。デザインの様々な要素や技術を組み合わせれば、驚くほど素敵な効果が得られるのです。 限られたスペースを、見た目にも、また機能的にも、最大限に生かすカギは、結局のところ優れたデザインなのです。生活様式や家屋にはもちろん、周囲の環境にも合うように、庭をデザインすること、こそが大切です。」 以上は書籍の冒頭にもある言葉ですが、彼はまた「庭そのものに対する先入観を捨て去る事、そこからデザインの一歩が始まる。」と言っていました。 現在にも通ずる奥深い言葉です…。 以後彼のスタンスは豊田美紀さんへと継承されていくことになります。 |