こんにちは^^
今回も前回に引続きましてウッドデッキ関連です。
昨今では、巷でもかなり天然木デッキが増えてきましたが、
皆さん業者が持ってきた木材が本物かどうかを考えた事がありますか?
実はこれものすごい盲点で、実際に偽物や別の木材で偽っている
偽装材の使用例が多々ある事が分かりました。
例えば、イペグランデ(クマル)をイペだと言って使ったり、
イタウバハード(グリンハート)をイタウバだと言い切ったり、
アマゾンウリン(マサランデューバ)をウリンですと持ってきたり、
討伐材という非公認の材木を使ったり…
同じ天然木の見積りで、数十万円単位で金額に差があったりする場合は、
これらの危険性が高いです。
実際のところ、見た目や触感で判断するのは素人さんであるお客様には無理です。
それをいいことに、前回書いた様な「壊れる前提」で造る業者や、
売り逃げ御免の悪い業者なんかは、破格の値段をお客様に提示して誘惑する訳です。
同じサイズのウッドデッキを見積もってもらった場合、
A社150万円 B社50万円 で出てきたら、何が違うのかを考えますよね?
その時に、材木の知識がちょっとでもあれば多少なりとも見極めることが可能です。
この場合は1本当りの金額とか、施工方法とかですね。
ただ、これだけだとオフィシャルな材料なのかどうかは分かりません。
[画像]そこで、こういう書類を
出してもらったりすればいい。
これはHavenが扱っている
木材の証明書。
どこの国で採って、
どの業者が輸入して、
どこに運んだかが
一目で分かる書類です。
輸出元の政府公認なので、
ちゃんとGOVERNMENTの
文字が印字されています。
ちなみにこれは、
ウリンとセランガンバツの証明で、
輸出元はマレーシアです。
デタラメな業者の場合、この書類を出すことや、そもそもこの書類の存在自体を
知らない可能性すら高いです。
それと、よく食材や服飾などで「B級品」や「ワケあり品」などを
推し進めたりしていますよね?僕も時々買ったりしています。
けれど、こういったデッキ材などモロに耐久性能に関わる物に関しては、
ハッキリと申し上げますが御法度です!
こんなの理由を書くのすらバカバカしいくらいです。
もし、B級品でも良いって思うのであれば、建物などもB級品で建てればいい。
それは嫌でしょ? デッキ材だって同じことです。
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