これは埼玉県久喜市のA様邸です。[画像]
契約後のお客様から聞いたのですが、この時別の業者さんとも
相見積をされていたそうです。
もちろん、他の業者さんが書いた図面や見積は見てません。
その話を伺って、どうして私に決めてくれたのですか?と尋ねました。
一番に職人さんの技術の高さを確認したからと言って頂きました。
お客様には、当社の施行例を渡してありました。
その中の「スパイラル積」を大変気にって頂いていました。
決断をされる前に、他の業者さんに試験積でスパイラル積をお願い
してあったそうです。
それを確認した時に「全然、煉創さんとは違った」「職人さんの技術の高さが良くわかった」
とおっしゃってくれました。
二番目にデザインも良かったし、コストも安かったからと言って頂きました。
うれしかったです。
植物がとても好きな奥様で、ガーデニングが大好き。
植物とレンガの相性はバッチリですが、今回は打ち合わせを進めるにつれて
レンガも大好きになっていただきました。
そして、施行例にある様な積み方を極力取り入れて欲しいとのご要望。
あまり、くどくならない様にレンガの表現、高さ、厚さ等に気を使ったデザインと
なったのです。
門袖の部分は左右非対称のオブッジェ積ですが微妙にS字曲線になっています。
向かって右側には鉢を置く小窓を付けました。
このS字曲線の中の小窓と天端も曲線となっている3次元的なデザイン
そして向かって左の門袖はスパイラルの柱へと融合されています。
これを積むのは難しい技術ですが煉瓦職人の佐藤さんにしか出来ない
技だと思います。
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玄関とタイルテラスに向かうエントランスは円形花壇の脇を通り二股に分かれます。
素材はアルビノ系の天然石の乱貼りです。
この乱貼も実は佐藤さんの仕事。
サンダー等の電気工具を一切使わず、小さいハンマーで形を整えながら貼ります。
この石の貼り方も職人さんのセンスが問われる仕事です。
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家の前のレンガの塀も曲線を用いました。
天端は透かし積を取り入れアクセントをつけています。
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透かし積を取り入れた曲線の塀とスパイラル積の柱との融合
オンリーワンデザインと他では見ることのできないレンガ表現が
付加価値を高めてくれます。
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こちらは、施工前の様子です。
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こちらが施工後。
白華現象が起きていますが、これがもう何年もそこにあるかの様な風情を出してくれています。
施主様の新居も引き立ち、資産価値も上がったと喜んで頂けました。
また、「もっと重々しくなると思っていたけどそうでもなかった。」と家との調和を喜んで
頂きました。
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レンガを使ったお庭つくりのホームページはこちらです。
http://niwa-tsukuri.com/