Ruiのガーデンライフ
|
昨日 今日の二日間、花と緑の復興支援フォーラムがせんだいメディアテークで開催されました。 オープンガーデンみやぎでも会場設営のお手伝いをしました。
土曜日は講演会があり、プラントハンターの西畠清順さんのお話に引き込まれました。 皆さんプラントハンターというお仕事をご存知でしたか? 珍種や新種だけでなく突然変異 希少植物を求めて世界中を飛び回るとのこと。依頼主の要求に合わせて国内だけでなく海外からも探してくるそうです。日本ではあまり聞かない仕事ですが、世界各地を廻り植物を探すという情熱的でワイルドな仕事なのでした。 私は見ていなかったのですが、以前情熱大陸にも出演されたとのことで、もしかしてご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。 風貌はまさにワイルド!凄い野生感なのです。失礼かもしれませんが、目が澄んでいて可愛い! 朴訥とした話口調から植物への熱い思いが伝わってきました。
ある企業から 被災地に贈る為に“水やりのほとんどいらない 寒さにも強い花を探してほしい“との依頼があったそうです。そんな花ある訳ない〜と、思って聞いていたのですが、あるのだそうですよ〜。世界は広いね 小さい頃阪神大震災で被災された経験があり、南相馬でのひまわりを植える活動の支援のお話は自然でとても好感が持てました。 様々な活動をする中にはいろいろな意見があり、中には 「植物をわざわざ被災地に提供しなくても公園や山を見ればいいのではないか。」といった意見もあったそうです。 その方に対しては・・・・小さな緑を見て心癒されることもある。それに暮らしの緑は実はプロのいろいろな手が加わっていて、公園でも山でも人の手が加わって緑は維持されている。緑に触れ育てる喜びやその力を知っている人ならば、いろいろな形で緑で支援したいと思うはず。というような返事をされたそうです。 これからはプロの知識やネットワークを有効に使えれば と考え始めているとのことでした。
2日目のフォーラムでは様々な支援活動をしている団体の活動や計画が報告されました。
パネリストの皆さんの講演には復興を願う思いとパワーを感じました。 ※カメラマンとご本人の許可を得て掲載しています。 パネラーのお1人 南相馬ひまわり大作戦実行委員長 八津尾初夫さん。 手には奥様の写真を持って。
被災地にどのようにかかわり支援するかは本当に難しいことです。それぞれの状況も違うし、状況も流動的だからです。 ブレない的確な支援。今の支援と長い目でみた支援・・・皆が迷う難しいことです。 これからこれらの組織が知識や情報を共有することで無駄なく無理のない支援ができればいいですね。
それぞれが「何かの形で役に立ちたい!」という思いは皆同じなのですから。
|