Ruiのガーデンライフ
|
仙台では山の紅葉はいよいよ終わりを告げ、街の並木に移動してきました。日中は暖かいのですが、朝は窓のガラスがうっすらと曇っていて、いよいよ冬がやってくることを感じます。 今日は庭の秋の様子です。
落葉した葉をほうきで掃くことから庭仕事は始まります。 ヘンリーツタも赤く紅葉し、毎日はらはらと少しずつ落ちています。
今、一番美しいのは何かしら?と見渡すと・・・・ ちょっと変化球のようですが、ニューサイランの葉です。春は、冬の風と雪で傷んでボロッとしていますが、秋には色の深い美しい葉が更新され エンジの深さに惚れ直します。 でも、ニューサイランはこの庭を作り始めたころはあんまり好きではなかったんです。乙女(笑)はやっぱり花が好きですからぁ。(プププ・・・) しかもニューサイランって葉がごっついし、このエンジって何なのさ?と思ったりして。はは。
しばらくしてこの場所にニューサイランを入れたのは、庭としての骨格が欲しくなったからです。このすぐ側にはスモークツリーがあるので色で繋げたかったことと、春は花で何とかなるのですが、宿根草だけではあまりにもフワフワとしていて落ち着かなかったんです。 いつも安定して必ず定位置にあるもの。木と宿根草をつなぐもの。そういったものが低木だったり、常緑の葉だったりするのでは・・と思っています。 グリーンのニューサイランはまた違った雰囲気です。 入れてみて感じることは、フォーカルポイントになるので庭がボケないし、硬いイメージの葉があることで 逆に周りの花のやわらかさが強調されたような気がします。花が優しく見えるというか・・・。上手く言えませんが・・・。
そして今年の秋にゾッコンなのが「絶対いいから植えてみて!」と、庭友に頂いてきたアスター。 この色好きだなぁ〜。
ふふ・・・アスターもね、最初はあんまり好きじゃなかったんです。 「コレ、名前は外人だけど、結局は小さい菊なんじゃないの〜?(笑) しかもダラダラ〜っと広がって下がるしぃ。」と、思っていたんです。 パパさんはもっとヒドイことを言ったんですよぉ。「ハルジョオンかヒメジョオンに似てる」ですって。ソレ雑草じゃない 何も知らない人に雑草に似てると言われて・・確かに白いアスターはどこか似ているだけに・・・ガックリのRui(笑) でもこの品種のアスターは色も自分の好みで芯もなかなか強いんです。 最近は植物も次々に新しい品種が出て、私たちはその情報に追いつけない状態です。それに、育ててみると実際は当たりだけでもないので、庭友の情報はとても助かります。
あの暑〜い夏を耐えてこんなに花を咲かせるなんて・・・強いなぁ。偉いなぁ。 この時期は景色も枯れ葉色になってきているので、今が盛りと咲いている花を見ると嬉しい気持ちになれますね。だってホラ、乙女だから〜。(汗)
畑の赤唐辛子とパプリカも順調です 。 [画像]パプリカに向かって「いい加減、そろそろオレンジ色になってもいいんじゃな〜い?もう11月だしぃ。」と、話しかけるRui。 だって早く鍋用の春菊を植えたいんですもん。 トマトもまだ花が咲いているんですが、さすがに皮が硬くなってきました。残念だけどそろそろお別れです。
ベロニカ トウティランも花の季節になりました。でも一か月前に移植してしまったので、ちょっと花もこじんまりです。(汗) この植物は薔薇のコンパニオンプランツとして使っています。薔薇の葉の色との相性がとても良く、気に入っています。
晩夏からずっと咲き続けているのがセージの花。頑張るねぇ。
ピラカンサの実と斑入りの糸ススキが秋らしさを感じさせてくれます。
キミキフーガ(ブラックネグリジェ)はもうすぐ終わり。 その足元にあったピオニーの葉はとうとう枯れてしまったので切りました。春は素敵な花をありがとう。乙女(もういい?)はその姿に酔いしれました。来年またね!(^−^)
ピラミッドアジサイも秋色に。
日、一日と緑色が少なくなっていく秋の庭。 あんなに暑かったあの夏はいったい何処に行ったのかなぁ・・・。
いろんなことがあったのに・・・季節ってちゃんと巡るんですね。
あっという間に日は暮れて・・・・
秋は四季の巡りを改めて実感する季節でもあり・・・
冬の寒さを覚悟する心の準備期間のようでもあります。
|