Ruiのガーデンライフ
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ここのところ寒過ぎて庭のこと全般は休憩中です。 早春の薔薇の剪定時期頃まで庭シーズンにできなかった家のことや見えない事にしていた用事(笑)をボチボチやってます。 先週はたまっていた布でランチョンマット作り。 柔らかい生地には接着布を貼って縫い込みます。 いつもは無地が多いので今年は柄物で作ってみました。 でも洋服同様、きっと頻回に使うのは地味な無地だと思うけど。(笑)
1月〜2月末は家の中で冬眠リセットし、春まで気力と体重・・・・じゃなくて体力を充電ね。 そんな熊さんみたいな冬眠状態のRuiに庭友からお茶のお誘いがあり、「相談にのって!」とのこと。何のことかと思ったら・・・ 「今、どの薔薇にするかとっても迷ってるんだけど、どの薔薇がいいと思う?」「早く春が来ないかなぁ。」あはは。ソレですか。 庭友の言葉に冬眠していた自分の薔薇脳(笑)も刺激されました。 そうだった!あまりにも寒くて庭を忘れ過ぎていました。この時期だからこそ楽しいのが薔薇カタログの閲覧ですよね。そしてこの時期であれば薔薇を注文しても「品切れでいつ入荷するかわかりません。」な〜んて冷たく言われなくて済む!(笑) 「Ruiさんのところのマダムプランティエはどんな感じなの?」と、聞かれ、どんな花かと言いますと〜〜あれ?あれ?写真がないのよね〜 。遅咲きのオールドローズが咲く頃は、イングリッシローズの花がら摘みで疲れが出ている時期なんです。薔薇に酔うというか・・・いい加減もういいでしょ〜!という精神状態になっているので写真を撮る気力がないのです。 「じゃあ、あの薔薇の葉はどう?」と、聞かれたのがマダム・ルグラデ・サンジェルマン。こちらはかろうじて(偶然)撮ってました。
ちょっと手に入りにくい品種になってきているようですが、中輪のお花が上品でなかなかいいですよね。ただ、植えてまだ2年目なのと、ちょっと厳しい環境に植えている為、本来の姿がまだはっきりとはわかりません。
庭友たちがオールドローズを買う時に慎重になるのには理由があって・・・ 春のオールドローズは綺麗に咲くし香りもいいので問題ないのですが、花が咲き終わってからの葉っぱがどうなるのか葉の丈夫さは品種によってかなり左右されるので、それがとっても気になるところなんです。 オールドローズの一季咲きはだいたい長くて一週間綺麗に咲いた後、残るのは枝と葉っぱ・・・。その葉っぱが梅雨時期や夏から病気だったり、ずっとハゲだったら・・広いお庭と違ってそれをまじかに見てず〜〜っと過ごすことになってしまいます。 「ポールズ・ヒマラヤン・ムスクも良い花だけど付き合う勇気がない。」という話も出ました。発育旺盛で何しろトゲも凄いからです。「素晴らしい景色を作るには労力と気合いが必要なんだよね〜。素敵なんだけどね。」と、話は尽きません。 「花に騙されたけどあのマダムは大変だったよね。」と、未だに話に出るのがマダム・アルフレッド・キャリエール。早咲きの白い花と香りはとっても素敵で枝もしなやかで扱いやすいので目立つ場所に植えたのですが、その後のウドンコ病だらけの葉の弱さとガンガン伸びるシュートに閉口したものです。 3年前の記事にマダムのことや薔薇との付き合いを書いていました。もしよければご覧くださいね。当時の自分のホンキさにビビリました。(笑) http://blog.niwablo.jp/rui/kiji/29934.html
昨年あたりから真島先生が有機の液肥を与えると夏の葉も丈夫だと言っていらっしゃいますね。Ruiはまだ試したことがないんですが、使った方はいかがだったんでしょう?有機の液肥というテがあったんですね。 化成肥料は土が硬くなるからやりたくない・・ でも花はそれなりに咲かせたい・・ あんまり発育旺盛過ぎても困る・・・ 葉っぱも丈夫でないと・・・・ と、まぁ〜わがままな注文は果てしなく続くのでありました〜。(笑)
こんなわがままなお話で終わるのも申し訳ないので、昨年Ruiがオープンガーデンの庭巡りで好きだった薔薇の景色をお伝えしますね。
これは私の好きな薔薇の組み合わせその1 仙台市太白区のSさん宅。ルージュ・ピエール・ド・ロンサールとシンデレラの組み合わせです。
この薔薇の組み合わせを見て華やかさにびっくりしました。大輪のルージュを引き立てる中輪のシンデレラが何ともチャーミング。 庭主はRuiと一回りは違う若いガーデナーさん。華やかだと上品さが失われがちなものですが、このお宅の薔薇はそんなこともなくて 華やかでエネルギッシュ。何より、手をかけて薔薇を楽しんでるんだな〜と感じました。 こちらのクレマチス プリンセス・ダイアナも華やかな色ですが、バックに小輪の白っぽい薔薇パール・メディランドが入っていてスッキリ!濃い色の使い方がいいですよね。薔薇が主役でなく、クレマチスが主役で薔薇が脇役もアリだなぁと思わせる風景でした。
そして私の好きな薔薇の組み合わせその2 こちらは仙台市泉区のベテランガーデナーのSさん宅の薔薇。 シャリファ・アスマとバレリーナ(たぶん)のコラボ。 同色の小輪と大輪の組み合わせです。色を変えずに おとなしいピンク同士でも品よく華やかになるのですね。 ※バレリーナは開花直後はピンク色が強いのですが、開花が進むと白っぽくなってきます。 「もう薔薇は卒業したからいろんな薔薇をお友達に差し上げたんですよ。今度は盆栽をゆっくり楽しみたいの。」と おっしゃいましたが、まだまだ薔薇の庭を見ていたいなぁ〜と思わせる風景でした。
さてさて、こちらは我が家の春の庭の様子です。 アンチューサーとセント・セシリア 薔薇と宿根草の組み合わせも自然でいいけれど、でも違うシーンで久しぶりに薔薇と薔薇のコラボがあっても楽しいかも。それから宿根草と一年草のミックススペースもあると楽しい。広くない敷地でも場所によって違うシーンを作ってメリハリをつけられたらいいな〜。 ラ・ローズ・ド・モリナールとオルラヤ
そして今年もまた買ってしまいました。だはっ。 3月上旬の発送にしてもらうつもりだったのですが記入を忘れ、もう届いてしまいました。しかも何処に植えるかもはっきり決まっていないのに。(笑)
もう寒さはいらないよ〜 春よ来〜い!
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