Ruiのガーデンライフ
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蘭展のお話も今回が3回目。お付き合いくださってありがとうございます。 今回は投稿が早いでしょ〜。だって忘れないうちに書かないとね!(笑)
期間中、薔薇のあふれる空間にいるとどうしても薔薇が目に入ります。 これはつる薔薇の「パレード」。 花形も綺麗だし、ステムが長いのでアーチなどに大きく伸ばして下から眺めたい素敵な薔薇ですね〜。でもどこに植えるんだ〜い!(笑)
おぉこのシューベルトの色と香りは好きだな〜 紫系の中輪の薔薇をいつも探すのですが、ほとんどは花の中央部分が黄色で個人的にはあまり好きではありません。この花は全体が紫色で少しだけグリーンアイも見え、香りも素敵でした。大輪の白い薔薇とコラボさせたらさぞかし素敵なことでしょうね。 もう植える場所ないけどね〜。
さてさて、薔薇の話はこれくらいにして、今日は今回展示されたガーデニングブースをご紹介しますね。
まずは狭い敷地でも庭は造れる!という嬉しい提案をしていたお庭。
小さいスペースを立体的に使っていて、比較的日あたりの良い高い位置にメインの花を咲かせて後ろには水場やお茶スペースも設けていました。 紅茶を飲みながら水の音を聞くのね〜。よ〜く見ると塀の足元にはトリック鏡がはめこまれていました。 狭い敷地に奥ゆきをだして緑が繋がっているように見えます。諦めないで工夫すれば小さい場所でも庭は楽しめるよ!って言ってくれた庭でした。(^^♪
それからこちらは、チェルシーフラワーショーでも賞を獲得した経験のある実力派の業者さんの作品です。 卵の形をモチーフにして、これから生まれ変わる被災地への思いや未来を表現したという庭。卵はライトにもなっていて、庭でもあるけれど美術的な雰囲気〜。
もう少し斜めから撮った方が分かりやすかったかな。 バックの塀も卵のような柔らかなラインで角であることを感じさせず、石の配置や花の量と色のバランスも絶妙でした。 愛でる眺める大人の庭。 京都の庭師さんを招いて常に勉強をしている丁寧な技が随所に見られました。
次のお庭の名前は「おともだちと」 石巻の業者さんの作品です。 この建物の屋根は石巻産の硯の材料にもなる素材だそうです。 離れの建物からキャスター付きの畳を出してお友達と楽しい時間が過ごせる空間です。横にある井戸からくみ上げたお水でお湯を沸かして美味しいお茶を。団塊の世代のお友達同志の楽しい会話が聞こえてきそうですね〜。
展示作品は和風のお庭だけではありません。 小さな畑あり、花を楽しむスペースありの家族で積極的に庭での暮らしを楽しむ形はこれからの庭のスタイルでしょうか。
小さな畑で作業した後はテラスで休憩をして、隣では子供が遊んで・・駐車スペースも加えた空間を家族みんなで使う庭でした。
同じ洋風でもパターンは大きく分ければ2種あるのかな・・・ こちらは大きなオリーブの木とモミの木のあるお庭。全体的にスッキリとした印象です。
植栽スペースもこじんまりで広さ的に無理がないので季節の花を植え替えても良さそうです。今回来場された若いお客様がパーツごとに気軽に参考にできるお庭でした。 小屋などの材料は被災した地域のがれきを使用していて、屋根には乾燥に強いセダムが。立水栓側から見た窓辺も素敵でした。
さりげなくオシャレな感覚があり(でもオシャレありきです!笑)無理なく気軽に自分たちなりのガーデニングができる。頻回に手をかけなくても乱れない形。それがこれからの若い世代の多くが求める庭なのかな〜と思いました。
一市民としての個人的な感想ですが、今回のらん展の成果は「開催できたこと」かもしれません。 震災前よりも規模は小さくなりましたが、いろいろな方々が大変な思いをされ復興の為に苦労をされています。そんな中で「それでも東北は頑張っているよ!」と、発信できたことが一番の成果だったのかな・・・と感じました。
最後に 今回ゲットした彼女を見てやってねぇ。
クリローの糸ピコのダブル。う〜ん綺麗 ちなみに植える場所は全然ありませ〜ん。(笑)
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