Ruiのガーデンライフ
|
アンジェラ ドイツのkordes作のつる薔薇です。 写真を撮りそこね、これは数日前にやって来た2番花。
この花が人気だったのはもうかなり前で、ハイブリットが全盛だった頃からの花です。(1988年作) しかし、今も人気は根強いものがあります。 丈夫だから今もいる・・というニュードーンとも違う、永い人気。 購入する方が今だにいる理由は何なのでしょう? これはあくまでも個人的な考えなのですが・・・・
病気知らずだということ。 発育旺盛だということ。 寒冷地に強いということ。 いろいろあります。 Ruiは「あーでもない こーでもない」 と、3回移植しましたが、アンジェラは全然平気〜。 丈夫ですねぇ。 でもやはりこの浅いカップ咲きの可愛らしさとキュートな色が人気の秘密のように思えます。 カップ咲きだから古さを感じさせず、最近の薔薇と無理なく合うのだと思います。
ちょっと枝の整理をしてなくて(汗) 蕾がまた上がってきたので綺麗に咲いたらご報告しますね。 似た花型でローブリッターもありますが、アンジェラは四季咲きで、春も夏も秋も咲きます。 大輪だったらこんなに人気はなかったのでは? 中輪のカップ咲きで、しかもつる薔薇にもブッシュにも仕立てられます。 ピエール・ド・ロンサールと同じくらい病気に強いので、初めての方でも無理なく楽しく付き合える薔薇だと思います。 色が濃いので他の薔薇との色合わせは慎重に。 Ruiは白い小花のスノーグースの隣に入れています。 黄色の近くに植えるのは危険かも。
化学農薬に頼らない薔薇作りの先駆者 梶みゆきさんが言っていた言葉。 「最初の一株は「性格がいい」薔薇を選ぶことが大切。 育てやすいこと、たくさん花を付けてどんな庭でもちゃんと育つこと。 まず何よりも薔薇を育てる醍醐味を実感することが大切。 そのうち薔薇がわかってくる。そしたら次のステップへ。」
なるほどそうですね〜。 まず咲かせてその喜びを知ること。 そして何より「楽しい」こと! 楽しいからできる。 楽しいからやりたい。 「今の自分」が「楽しい」と思える物を選ぶ、ということなのだと思います。
|