run's small garden
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このバラの咲き始める時期は、冬の地味な作業が報われる、ウッキウキ〜な時期なんですが、今年はそうでもないんです。 ジュリア、アブラハムダービーが昨日さいたと記事にアップしましたが、昨年、一番最初に咲いたのはツルバラのドンファン。 でも今年はまだ咲いていないんです。
左の写真が4/6の様子。 右が4/17。 4月に新芽が ワっと展開して、今年も沢山の花を咲かしてくれるかなぁって期待していたのですが、右の写真の状態で止まってしまったんです。 待てども待てども、他のバラの蕾が上がってきても、蕾が出てこない。 嫌な予感がして、慎重に株元を掘ってみると、以前に触れたことのある感触が。。。。。。 根頭癌腫です。 ブラックティの癌腫を発見した際、こちらもチェックしたつもりでしたが、見逃していたようです。ブラックティ同様に、このドンファンも接ぎ木のテープが剥がれずに食い込んだ状態になっていたので、樹勢を弱めていたせいかもしれません。 さすがに掘り出すこ[画像]とはできないので、根を傷めないよう株元を丁寧に掘り、手で癌腫を取りました。
その後、善玉菌を増やすべく、キトサンに、スペシャルとして、サンプルで頂いた「うしと花」(Flower smileさんありがとうございます!)を施し、根の成長を促すべくメネデールを与えて、2週間ほどしたら、ぐんっと赤い新芽が沢山出てきました。
蕾もたくさん付けてくれてます。 いままで、癌腫が奪っていた栄養が一気に流れたかのような成長のスピード。
これで少し遅れたけど、ドンファンのお花見れそうです。
でも、心配事はドンファンだけではないんです。 ツル[画像]バラのシーザー。この写真は昨年のもの。 花持ちも良くって、素敵な景色を作ってくれていたのですが、今年、カミキリムシの幼虫が幹に侵入しているのを発見。気づくが遅くて、シュートが一本折れてしまいました。 残ったシュートで頑張って咲いてくれるかなって思ったけどもこちらも新芽が展開した後、蕾が上がってこない。 ドンファンの事もあるので、株元を掘ってみましたが、掘れる範囲で癌腫の気配はない。 やはり、幹を食われてしまったのが、相当なダメージだったようです。[画像]
今もこんな無残な状態。 右に伸びているシュートに、かろうじて、ついている蕾は二つ。 1本シュートが折れてしまったので、昨年花を沢山咲かせたシュートはそのまま残しておいたのですが、葉が少し展開した後、動きがほとんどありません。 剪定したほうが良いのかしら。 株元から新しいシュートが顔を出しているのが唯一の救いですが、返り咲き品種とはいえは今だ返り咲いたことのないシーザー、今年はもうこれだけしかお花見れないのか。。。。 もう、ほんとがっかりです(T_T)
今付いている二つの蕾を堪能するしかないですね・・・・
今年の冬、バラの大幅な移植をしました。移植の際、ダメージを減らすべく、ツルバラの枝を短く剪定しました。なので、移植をしなかったツルバラが今年の主役のはずだったんですが、移植しなかったツルバラが、このドンファンとシーザーなんですね・・・・・・はぁ・・・・・・。 ツルバラが咲き乱れる姿を夢見て、今年こそはそろそろ、夢の景色に近づけるかなぁって妄想してたのに〜〜。 自然相手、なかなか思うようにいきませんなぁ。 私の夢の景色は、来年に持ち越しです。。。
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