緑木midorigiの 昨日より今日・・今日より明日・・
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鹿島市のI保育園様 子供たちが利用する広場(グランド)の水はけの悪さに 悩んでおられました。 調査すると雨が降ると 数日間使えなくなるぐらい排水不良の状態の悪さ。 また、道路より低いため道路の雨水も入ってくる状態・・ これじゃ数日間使えないのも仕方ない状態ですね〜。 今回、根本的にやり直そうということでグランド再生工事です。 まず、表面の土を使える部分と使えない部分を分けながら はぎ取ります。この後、路盤の底面(砕石下の部分です)まで すきとってから暗渠排水を設置。(土の下に施工する排水管のことです) 今回、下地の土がかなり粘土質で悪かったため土の入れ替えが かなり大掛かりになってしまいました・・・ 今回はグランド用の真砂土にJGS-CCクレイを添加します。 (ヒノキの皮を繊維状まで粉砕してある特殊な加工をした抗菌&防草効果のある添加剤です。) これをある比率で混合していきます。 この混ぜるのもなかなか要領がいるんです。 ただやみくもに混ぜてもきれいに混ざらないんだな〜・・これが・・ 混ぜ方は・・秘密です・・(写真にヒントがあるかも・・) きれいに敷きならした後はしっかり転圧します。 凸凹したとこはさらに敷均し転圧を・・ これを繰り返しながらきれいに仕上げていきます。 仕上った状態です。手前の黒っぽいものはJGSの素材の溜まりかすです。 全体的に黒っぽい感じですが時間とともに自然となじんでいきます。 特徴としては しっかり締まって強度がある割には適度な弾力を感じられる。 雑草が生えにくくなる。 雨水時の排水が良好になる。(ここ重要!) ほこりが経ちにくくなる。 ・・・etc 結構いいことづくめです。 そのうえ、グランド工事にしては意外とコストも低目で出来ます。 これ、花園ラグビー場や長崎国体のグランドとかでも施工されてます。 今回、施工後すぐに大雨が降りましたが、水はけのよさに 保育園の保母さんたちから喜んでいただきました。 個人のお宅でも応用できますよ〜 気になった方はお問い合わせください。 グランド工事が終わると人工芝張を 通路の部分は下地にコンクリートを、園児が遊ぶミニ広場は 下地を防草シートで・・ これにしっかりボンドをつけてきれいに張り合わせて完成です。 芝目が順目と逆目があって方向を統一して張り合わせます。 途中まちがってちがう方向目が入ったりするとかなり変な・・ てか何これ!状態になります。 そのため、切れ端が使えないことが多いんですよね〜 残念!・・ 今回使用したのはリアリーターフ 芝高25mmのタイプ きれいな芝生広場ができました〜 園児の皆さん・・保母さん・・お待たせしました〜 これからここでめいいっぱい遊んでくださいね〜
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