冬の消毒休眠時期なのにと疑問に思われる方も多いと思います 実は害虫や菌類は冬越をして春暖かくなった頃に活動を始めるんです 休眠中の樹木の外皮や冬芽に越冬害虫や越冬病菌が潜んでいて、これらの害虫や菌類をこの時期に消毒してお必要があるんです [画像] 石灰硫黄合剤と言う農薬を使い消毒します。この薬剤は古くから使われている薬剤ですが、殺菌効果はもちろんの事、カイガラムシやダニ類にも有効な直接殺菌剤として今日でも非常に高い利用価値を保っているんす [画像] ただ、この薬剤を使用する時期が限られていて、1月〜3月初旬(新芽が出る前)までにこの農薬を散布しなければなりません。気温が上昇してからではこの農薬は使用出来ないからです。(薬害等がでるため) この時期の散布を是非オススメします新芽の綺麗な初春に害虫に食荒らされないためにもまた、健康な状態で樹木の四季を楽しむためにも 樹木も人間と同様に適切な予防が必要だと思います