みなさん、遊山箱(ゆさんばこ)ってご存知ですか?
遊山箱とは、小さな三段の引き出しがある、取っ手付きの木のお弁当箱のことです。
徳島では江戸時代から昭和40年ころまで旧暦の3月4日に、巻き寿司や、煮物、
ういろう、ようかんなどお母さんの愛情がいっぱいつまったこの遊山箱を持って
子供たちが山や海、野原へ遊びに行く風習があったそうです。
3月4日、一番下の娘の保育園で遊山遠足がありました。
空のお弁当箱を園に持って行って、自分でお寿司とおかずを詰めたらしいです。
私は徳島に来て、娘の保育園の園だよりで初めて遊山箱の事を知りました。
こんな風習があったなんてとっても素敵ですね
わが子の成長を願うこの遊山箱、徳島の文化を復活させようという活動が
あると聞きました。
忙しい毎日ですが、たまには家族でゆっくりとこんな時間を過ごせたらいいですね
暖かくなったらお弁当を持って山や海に行こうと思いました。
スタッフM