仙台に移住したらポンコツな身体を温泉三昧で癒そう♪と思っていたのが、震災後のバタバタでその気にもならずにいたのですが
ちょっと体調崩し、地元の方に勧められていた「一の坊」日帰り温泉に行こう!と松島へ
震災後、初めて訪れる被災地にはいつも緊張する。。。坂道を降りていると松島湾の島々が目に入り、胸がいっぱいになる。
所々、道路工事をしているものの観光地の賑わいがありホッとする。
まずは「松島さかな市場」で腹ごしらえ鉄火丼、いくら丼、各々1,050円ご飯も美味しくペロッと頂きました
乾物など沢山購入!若い人達が元気よく働いていて嬉しくなります♪次もランチはここで
「一の坊」日帰り温泉へは5分かからない12時〜15時なので、ジャスト12時到着!
1,200円するけれど、ラウンジでのフリードリンク券付きである
オ〜、オ〜シャンビュ〜 松島湾の島々が見渡せサイコ〜
「太古天泉の湯」泉温53.3℃、pH=8.1 平日なので空いている♪
アルカリ湯で、お肌ツルツル身体も軽〜い
来客の折には、ここにお連れしよう
お庭も素敵である生垣の向こうがすぐ海なのに津波の被害は生垣際の芝生までだったとか島々のお蔭だろうか!信じられない!!
津波被害を見るのが辛い。。。と岩手出身のダーリンは被災地へ足を延ばせなかったのだが、奥松島の方へ行ってみようか。。と言うので海岸沿いに車を走らす。
1階がえぐりとられた家がポツン、ポツンとある中に、修理したのであろう住んでる家もある。所々、道路工事などしている場所があるが
もう、そろそろ、2年経つとは思えない風景ばかり。
仙石線野蒜駅
時が止まったままの野蒜駅前
そのまま石巻湾の方へ向かってみる。
ボウボウと枯れて茶色になった伸び放題の草が増えてくる。
元の地形が分からないので流されてきたのか、押し潰された墓石が右手いっぱいに。
その向こうには、土台から吹き飛ばされた一軒家が横倒しになったまま。
ふと前方を見ると、何もない静かな大海原が広がり、体がすくむ。
石巻湾を望む方向には島々が見えない。
天候の良い静かな海を見て、これほど怖い、、と思ったことはない。
とても写真など撮る気も起らず、どちらともなく 「Uターンしよう」 と呟いた。
野蒜駅再開を待つ声は、どこまで届いているのだろうか。