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写真は、笏谷石(しゃくだにいし)と呼ばれる
福井ではなじみの深い石から作った手水鉢です。
笏谷石について少し説明したいと思います。
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笏谷石の利用の歴史は発掘された石棺などから、
1500年前の古墳時代と言われています。
中世、朝倉氏の時代に優れた石造、石彫文化が開花しました。
戦国時代の築城ラッシュ時には、北の庄城に福井城。
そして九十九橋の橋脚など城下町の建設にも大量の笏谷石が使われました。
また、笏谷石は庶民の暮らしの中でも、漬物石や石臼など様々な形で
使われるようになってきたのです。
水に濡れて美しく変化する笏谷石独特の鮮やかな青緑色。
さらに加工のしやすい石質により、笏谷石造り文化と美術が誕生しました。
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こちらのサイトで、詳しく見る事が出来ますので
ご興味のある方は是非どうぞ。「笏谷石を訪ねて」
笏谷石自体は、現在は採掘されていないので、
これらの手水鉢はとても貴重なものとなっています。
上の写真の現場は、建て替え新築工事のためお庭も新しくなります。
リフォーム後は、また素敵な存在感を発揮してくれることでしょう。
完成が楽しみです。
ちょっと、久しぶりの
らくだでした。