SUNADOI BLOG 〜越中富山のガーデンマスター〜
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福野夜高 観衆と一体 欧州最大級のフェスティバルは最終日を迎え、遠征団が四日間の締めくくりとなる行燈の練り回しを行った。 沿道の観衆からも、声を合わせ「ヨイヨサー、ヨイヤサー」の掛け声が上がり、熱気の中でフィナーレを飾った。
ベルクール広場では、福野夜高祭りで締めくくりに行う「しゃんしゃんの儀」を再現。役員と各町の代表者が集まり、団長のあいさつの後、事務局長の発声で三本締めをした。
ボランティアと絆結ぶ 行燈の練り回しにはリヨン市民やリヨン日本人会の会員らボランティアが参加した。団員と一体となって福野夜高行燈を楽しみ、海外遠征を成功に導いた。 四日間で延べ300人以上が協力。法被をまとい、練り回しを体験した。拍子木を打ち鳴らしたり、行燈の台に乗ったり、福野夜高行燈の魅力に触れた。日本人会は通訳も担当し、団員をサポートした。 団員はボランティアとの別れを惜しみ、初対面の人たちなのに、友達と過ごしている気がしたと話、「機会があれば、またリヨンに来たい」「来年の夜高祭りには福野に行く」などと声を掛け合い、友情を結び、再会を約束する姿も見られた。
「光の祭典」最終日の練り回しを終え、5基の行燈の前でポーズを決める団員とボランティア
この後、団員たちは行燈の解体作業を行い、時刻は深夜に及んだ。翌朝、行燈をコンテナに積み込み、二班に分かれてフランスを出発した。
遠征団 帰国 横断幕を手に、家族らが出迎えた先発隊帰着式 福野に戻った団員たちは、海外遠征の成功の喜びを出迎えた家族らと分かち合った。 現地で行燈をコンテナに積み込んだ後発隊は、先発隊より5時間遅れで帰国した。
フランス凱旋 完
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