11月に入りあちらこちらで雪吊りをされてるお宅を見かけるようになりました。 もちろん、砂土居造園でも雪吊り作業におわれています。 雪吊りは富山で生まれ育った僕には見慣れた景色で、冬の到来を告げるサインですが、全国的には馴染みが薄いようです。 富山、石川の一部でしか見られないんじゃないでしょうか? 京都、奈良で体験したお庭の冬支度といえば 菰巻きやワラボッチ作り(写真) 敷松葉 竹垣や筧の竹を青竹に差し替える 稀に東京の清澄庭園や料亭の前庭などで風物詩として、ディスプレイとして雪吊りをされるところもありました。 実は造園の仕事に就いて10年になる僕も、雪吊り作業は始めての挑戦です。 これがなかなか奥深い!材料や時間、組み立て方、作り手のセンスで形を変えます。 見ていて楽しいし、遣り込み甲斐があります! 剪定と違って高木よりも低木の養生により手間が掛かります。 諸先輩方の教えを受けたり、技を盗んだり、日々精進してます!