さわやか信州の庭 toledo
コンスエグラの風車とグラナダ
ニックネーム: toledo
投稿日時: 2012/01/14 09:10

トレドからグラナダに向かう途中に、コンスエグラに立ち寄りました

小さな町の上の丘の上に風車が見えてきて、坂を上り近づいていくと意外に風車が大きいので驚きました

スペインの風車の事を考えると何故か頭の中にドンキホーテが出てきます

私には、ドンキホテと風車は一対なんです。



丘の上に何棟かの風車がならんでいて、スペインの青い空に白い塔の白い壁が眩しく感じられました

凄いです

この青空と風車の景色は、日本では見ることのできない景色です

風車は前回見ていなかったので感激しました。



とても大きな風車です、左側にポツンと見えているのが息子です、寒く無いのでセーター一枚で丘の上に立っているんです。

丘の上には、私達25人ほどのツアーのメンバー以外に地元の人なのか2人が居ただけで、この景色を独占していたのですが、しばらくすると坂の下からバスがやってきて、しかも3台、大阪からのツアーが100人来ました

あっという間に日本人だらけで、日本に風車を移したようでした。

風車を後にして、グラナダに向かいました

しばらくは背の低い桑の木のような葡萄畑が続き、自治区の境にある峠を越えると景色が一転して、オリーブ畑が続きます

アンダルシアはオリーブの産地でスペインのオリーブ畑の総面積は25.000平方キロメートルで四国より広い面積です。



何十キロ車を走らせても、見えてくる景色がオリーブ畑で、スペインは世界でいちばんのオリーブの生産国なんです

いつも食事の時にオリーブオイルが出てくるのもうなづけます。



ホテルはアルハンブル宮殿まで歩いて15分の場所で、夕食後、洞窟フラメンコショーに行きました

洞窟はジプシー達が岩を掘り作った住居です。



フラメンコショーの後で、アルハンブラ宮殿のライトアップを見に行きました

闇夜の中に浮かび上がるアメハンブラ宮殿は、イスラム教徒がアフリカからイベリア半島に侵入して数百年間支配したナスル王朝の都でした

イザベルを先頭にキリスト教徒によりレコンキスタ(国家回復運動)の終止符を打った場所がグラナダです。

アルハンブル宮殿はイスラム建築の精密な幾何学模様のアラブスクやパティオなどイスラム芸術の粋を集めた壮大な建物なんです。



翌朝、ホテルを出発して歩いてアルハンブラ宮殿に向かいました

出発は確か九時少し前だったと思いますが、このぐらいの時間で明るくなり朝焼けが綺麗でした。



アルハンブラ宮殿は装飾の綺麗な建物と、万年雪を湛える3000mの山脈から雪溶けの水が一年中注がれる宮殿です

この宮殿にはパラドールと言って国営のホテルがあるのですが、今回は泊まれませんでした。

広い宮殿の中を歩いてまわります。









カテドラルなどの建物は数日紹介してきたので、アルハンブルは簡単に紹介して、他に気づいた事を。

アルハンブラ庭園の中では、この時期だと言うのに幾つもの花が咲いていました

それに剪定された薔薇と、まだ咲いている薔薇がありました

薔薇の剪定はかなり大胆なやり方でビックリ、私が剪定してもここまで思い切ってできません。













庭園の中では、こんな花が咲いていました

信州ではとても考えられない事です。

今回の旅行では、添乗員さんに恵まれました

バス移動の多いスペインの旅で、バス移動の半分以上の時間は誰もが寝ていたと思いますが、中尾さんと言う添乗員さんは例えばバスで3時間移動時間があったとすると、2時間以上はスペインの事を説明していたと思います

前の席に座ったときに見ていたらマイノートにビッシリと書き込まれていて、ノートを見ながらの説明でした

ここまで熱心な添乗員は、はじめてでした

おかげさまで、1492年にレコンキスタが終止符を打ったことをしっかり覚えました

おそらく何回も聞かされました

同じ年にコロンブスが新大陸を発見しています

いろんな事を知ったうえで見るスペインは、ひと味違いました。


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