富山に行ってきました、富山に行くと決まってから、せっかくなので白海老を食べたいと思い、素揚げを食べて感動した銀燐に行こうとネットで見てみると6月20日で営業を辞めたようです。とても素敵なお店だったのに仕方がありません。 では他には、どんなお店があるのか見てみると、出てくるのが駅前の白海老亭で、見るからに大衆食堂のような感じでいまいち行く気になれません。 他にやっているお店の営業の多くが夜からの営業なので、昼には食べられない、何度も見ていてやっと見つけたのが松月
岩瀬運河の近くにあり、北前船が往来して賑わった、創業が明治44年の面影を残している磯料理松月、予約制と書いてあったので、富山県に入ってから電話を入れて予約です。昨日は朝から良く晴れ青空が綺麗で気持ちの良いドライブでした。
開店より少し早く到着して、一番乗り、玄関先には下駄番らしいおばあちゃんが居て笑顔で迎えてくれました。
長い廊下を歩き、案内されたのが奥の方の部屋、青苔と書かれた部屋で、畳のある部屋に、腰掛けられるテーブルが用意されていました、足の調子が良くない嫁さんには、腰掛があった方がいいので助かりました。素敵な庭が眺められる個室の部屋。
蟹にとろろが乗っている料理は初めてでしたとろろは無くても良いかな、蟹は美味しかったです。
お刺身は、甘エビの子持ち・イカ・鯛のこぶじめ・皮の湯引きとお目当ての白海老のお刺身、この白海老の刺身には70匹の白海老が使われています。白海老は他の海老とは違う旨みのある海老です。富山湾の宝石と言われている白海老、捕ったばかりの時は透明な白海老、以前は皮が上手く剥く事が出来ず、刺身にならなかったので、安かったのですが、皮が上手く剥け、刺身として出せるようになってから、どんどん価格が上がり、以前の何倍にもなったことから富山湾の宝石と言われています。
白海老のからあげ、以前銀燐で食べた素揚げとは少し違いますが、美味しかったです。
白海老を、つみれにした清まし汁、ホットする ひと碗
のどぐろの焼き物、油の乗った魚は苦手ですが、美味しかったです。
白海老を麺上にしたそうめんに小判状にして焼いた福団子。 この福団子には、白海老が200匹使用されていて、アツアツ 白海老は料理全部で一人前380匹使われていて、すべて一匹一匹手剥きで丁寧に作られている料理でした。
ご飯が出るのかと思っていたら、違いました、どんぶりぐらいの大きさのお椀に、尻尾がはみ出ている鯛が一匹入っている味噌汁の碗の中に紅白のお餅が入っていて、これがご飯代わりの様です。 量が多すぎて、汁は全部飲めませんでした。
富山には何度も行っていますが、岩瀬には初めてで、昔の面影を残す町並みも感じが良く、機会があれば次回ゆっくり歩きたい街並みでした。
行くときには快適だったドライブも帰りには、豪雨の中を、緊張しながら運転をして帰りました。