さわやか信州の庭 toledo
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昨日紹介した風呂敷包みは、鳥蔵別邸東屋のランチメニューで信州黄金シャモ親子丼重箱弁当です。 昔、善光寺門前町問屋街として栄えた東町には、昔ながらの古い家が残されています、お店の入り口を入るとすぐに細長い通路になり、そこを抜けると中庭に出ます、入って突き当りにあたる場所に文政元年(1818年)およそ200年前に建てられた土蔵があり、その土蔵が東屋の入り口になっています。 土蔵の中はあまり明るくないのですが、階段を上がり迷路のように入り組んだ廊下を進み、食事何処に案内されました、個室になっている部屋が幾つかあります。 案内される途中の2階廊下から中庭が見下ろせて、静かそうに思える店内は満室で、12時頃に到着したときには、すでに予約でいっぱいの看板が出されていました。 風呂敷の色は何食かあるようで、娘は赤い風呂敷でした。風呂敷をほどくと陶器で作られた六角形の2段の重の上に平べったい大きなどんぶりに乗り、これを風呂敷に包んでテーブルに出す事を思いついた人は面白い、出された瞬間、エッ何コレというワクワク感が生まれている。 前菜のサラダに茶わん蒸し、この茶碗蒸しイケテル ほどき広げた風呂敷の上に、最初にドンブリの蓋をあけ、続いて重を並べる、信州黄金シャモで作られた親子丼申し分無しで美味しい、美味しいだけでなく楽しく思えたランチ。 親子丼のランチから想像しにくいデザート、抹茶が白いカップに入っているのも面白い和と言う概念にとらわれない食事でした。 善光寺界隈にある東屋、近年、このあたりは、いろんなお店が出来ています、昔ながらの雰囲気を残したままにして、私が高校生になるまでは、このあたりで暮らしていました、長野で一番長野らしい場所だと勝手に思っています。 |