さわやか信州の庭 toledo
おくりさん
ニックネーム: toledo
投稿日時: 2009/10/14 20:05

“拾われぬ 栗の見事よ 大きさよ”   小林一茶の句です


秋は、やはり食欲の秋です、この季節に楽しみしているものがあります


去年は買いそびれてしまいました 岩崎の おくりさん



小布施の町中を抜け東のお寺に向かう道添えにある岩崎さん





お店の入り口は、植物で飾られていて、入り口のドアにはこの時期だけの貼り紙が



おくりさんと書かれています これではなんだかわかりませんね



これなら わかりますか おくりさん 季節限定の栗菓子です

お店に買いにいってもほとんど買えないので 予約をしました

それでも買えない時もありますが、今回は買うことができました おくりさん



おくりさんの由来は

“徳川幕府の文化文政時代、小布施の特産物である栗は おクリさん と呼ばれ

将軍家への献上がむまでは、たとえ自分の庭の栗ですら拾うことが許されぬ

御留栗(おとめぐり)でありました。



そうした故事にちなんで作りましたのが茶巾しぼり おくりさん でございます。

風雅な栗の味わいをそのままに、室町時代から当地の禅僧に伝えられた点心の

心を今に伝えております。



ささやかな手作りの菓子でございますが、栗の里の季節だよりとして

心よりおすすめいたします。”

と 箱の中に添えられた紙にかれています。



栗菓子はいろいろありますが、岩崎さんの おくりさんが一番好きです

この時期にだけ味わえる、ほんものの栗の味です。


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