そして最後は夢枕 獏 作 『楊貴妃』
これは平成4年に銀座セゾン劇場(現在のテアトル銀座)で観ました。
そのときのパンフです。
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ホントにこの時はこの世のものでないものを観たような気がしました。振りも京劇のもので、本当に素敵でした。
そのあと何度もNHKで放映されて、そのたびに観てました。
久しぶりに生で見た感想は、「綺麗なんだけど何かが前と違う」という感じ。
多分、何度も観てしまっていたので、目に新鮮に写らなかったことや、玉三郎さんの若さが減ったことで玉三郎さんの中から湧き出るパワーが違ってきていることがあると思います。
方士役が以前はおじいさんでも、ヒゲを伸ばしていなかったんですが、今回はヒゲを伸ばして汚くなってたのがちょっと…
あと以前と違って、玉三郎さんが曲に合わせて歌うようになりました。正直、いいか悪いかわかりませんでした(^_^;)
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劇場入口にこの3つの舞踊の衣装を着た玉三郎さんの2メートルくらいの高さのポスターがあって、みなさんその前で記念撮影をされていました。
けっこう、トイレで並んでいる時に「これで最後だね」とおっしゃってる方がいました。美しい女形としてギリギリ、ということを感じられた方が多いのだと思います。
良かった〜、年内に載せられて♪
ではみなさま、よいお年をo(^-^)o